この討論欄は、第23回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。
下記のリンク先を通じて、タイトルの綱領の文書を手に入れました。よく読んではいないのですが、おおむね次のような感想を持ちましたので、のべておきます。皆さんの論争の一助になれば幸いです。また、批判や間違いの御指摘等ありましたら、喜んで受け付けます。
http://www.hi-ho.ne.jp/seikatuken/book_b1.html#16
①コンセプトが、実際的でわかりやすい。しかも、歴史を踏まえたうえで、説得力がある。
②行動綱領にしても、リアルな現状分析が元となっている。こうすればできるというものが、見えてくる。
③それでも、排外主義や新自由主義などとのせめぎあい等で、欧州の社民勢力は予断を許さない状況にある。そんななかの産物であり、限界や弱点は当然ある。これは踏まえるべき。
④それにくらべて、わが日本共産党綱領(案)の、なんと説得力のないことか。これで「感動」するとは、視野が狭過ぎるとしか言いようがない。確かに日本国内の政党では最も完成度は高いが、しかし欧州の中ではさほど評価されないと思われる。
以上です。必要に応じて、続編を書きましょう。