この討論欄は、第23回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。
新谷氏御指摘の件ですが、不正確な部分がありましたのでおわびを持って訂正いたします。
大会が開かれなかったというのは、当時のボルシェビキあるいはソ連共産党の規約に基づいた、党の民主的な運営がされていなかったということです。そのくだりは『スターリンと大国主義』(不破哲三著)にも記されていたかと思います。
中央委員会については「民主集中制の破壊」どころの話しではありませんでした。『スターリンと大国主義』83ページでは「大粛正」にかんするくだりがありました。私が書いた「90%」というのは記憶違いで「『第17回党大【1934年】で選ばれたとう中央委員と候補139名のうち98名つまり70%は(大部分は1937年から38年のうちに)逮捕銃殺された』(フルシチョフ『秘密報告』)という恐るべき内容でした。