この討論欄は、第23回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。
ROMっている党員のみなさん。
めったにないお祭りなんですから、周りの人も巻き込んで踊りましょうよ。
このところ、何だか知らないうちに、党の理論も変わったようですよ。私らには余りにも説明されませんけど。いつもの事で問いただす気も消えかけてますが、ね。
一定の活動歴がある党員は、あのミヤケンの『日本革命の展望』で勉強しましたよね。
「革命とは?」「権力の問題だ!」なんてことで、現状規定の中心はこの日本を支配している勢力の規定、これが「二つの敵」なのだ、なんてフムフムと勉強しました。
なるほど、革命にとっては支配権力の規定こそが路線を決定付けるものなのだ、と学びました。
しかし、それも過去の話になりました。
ってことを知らない党員が周りに意外に多いのでビックリです。不破議長は提案報告でちゃんと言ってるのに。
「改定案では、日本の情勢の基本規定としては、・・・基本的な支配勢力についての規定は、とりのぞくことにしました。」
おお、『日本革命の展望』などで学んだことが一蹴されてます。
「現状規定の基本規定」から支配勢力規定を取り除く、ということは、これまでの綱領(路線)の組み立てそのものを変更するということですよね。何と言っても現状をどう規定するか、これによって政治路線が決定付けられるわけですから。
こんな大事なことを、不破さんも何だか、あっさり流してますからね。おかげで支部に来る専従の説明がよくわからないんです・・・
なぜこうした根本的な変更をしたのか、それの説得力ある説明が欲しいのです。それにはもっともっと理論展開や現状分析が必要なはずだと思うのですけども。
こういう知的な感動に薄いのが改定案と報告ですね。読んでも何か、ちっとは頭がよくなったという気がしない。(綱領にそれを求める是非はあるでしょうけど)
というわけで、これからは「二つの敵」なんて口走る党員は学習不足の過去の人になるので、そうならないようによくよく議論したいものです。(お恥ずかしい事に私は投稿で「1と0.2の敵論」とか書いたので既に過去の人です。もはやそういう組み立てじゃいのねん・・・)
見るより踊ると楽しいです…
長ーい間、脱力しきった党内の空気・とりわけ知的にも怠惰な空気を吸いすぎましたから。間違ってもめげずに頑張るぞ。