この討論欄は、第23回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。
さざ波通信では、筆坂セクハラ事件は党最高幹部の陰謀ではないと主張している(筆坂元議員は不破派なので)がほんとうにそうであろうか。
過去に女性スキャンダルで失脚した人がいるが、かなり共通点があることをご存知だろうか。次に挙げてみる。
①失脚時(または前)の役職は書記局次長である
金子満広氏、市川正一氏は第12回党大会で2人とも書記局次長に選出された。ちなみに書記局長は不破氏。筆坂氏も役職は書記局次長だった。
②失脚は、規約改定案や綱領改定案の審議の中央委員会で決定された。党の行く末を決定するような重要事項を審議している時である。
③失脚の理由は女性問題である。
・市川正一氏・・人妻との不倫らしい
・金子満広氏・・子供が医療生協の理事長の奥さんに何かしたとか
・筆坂氏 ・・党と関係ない場所でのセクハラ行為
④解任までのいきさつはプライバシ-の侵害との理由でほとんど公表しない
とまあこんな具合であるが。私ならもっと”うがった”見方をする。党幹部といえども誰にでも弱点がある。ようは彼らを見せしめにして個人的な弱点を握られているので中央委員会等で批判的な言動をできなくさせる作戦である。そうすれば重要案件の審議がスム-ズにいくというものである。