この討論欄は、第23回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。
アイゼナハ派の指導者であり、マルクスの盟友であるベーベルの代表作に「婦人論」という著作があります。
「第4篇社会の社会化」には未来社会の詳細な構想が書き記されています。
第20章 社会革命
第21章 社会主義社会の根本法則
第22章 社会主義と農業
第23章 国家の廃止
第24章 宗教の将来
第25章 社会主義的教育制度
第26章 社会主義的社会における芸術と文学
第27章 人格の自由な発展
第28章 将来の婦人
第29章 国際関係
第30章 人口問題と社会主義
アイゼナハ派とラサール派が合同して、「ゴータ綱領」ができたわけですが、ベーベルが未来社会を詳細に描いたことで、マルクスに「きびしくいさめられた」例があれば教えてください。たぶん、ないと思います。