投稿する トップページ ヘルプ

綱領改定討論欄

 この討論欄は、第23回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。

さざ波通信 第34号から

2003/9/24 明るい会、30代、失業者

 さざ波通信 第34号(綱領改定案と日本共産党の歴史的転換・中」)には、次の文章があります。

「 これは、少なくとも民主連合政府であるあいだは、ずっと天皇制をも『まもる』ことをはっきりと表明したものである。これは、もちろん政治的民主主義の観点からして問題であるが、財政的な面からしても反動的である。綱領改定案には『軍縮』という要求項目はあっても、皇室予算の削減という要求はない。つまり、民主連合政府は、きわめて困難な財政状況(膨大な財政赤字はこの時にも残っているだろう)の中で、現在と同様に天皇と皇室という特権的・反動的身分を養う予算(たとえそれ自体はそれほど大きなものでなくても)を確保しつづけるということである。その分、当然、一般国民向けの予算は制限されるだろう。」

 天皇と皇室という反動的身分を養う予算は、それほど大きくないのでしょうか。

2003年度(平成15年度)には皇室費と宮内庁費には、184億4490万円の金銭が消費されています。

http://www.kunaicho.go.jp/15/d15-03-01.html

皇宮警察もふくめれば、300億円の大金が浪費されています。(投稿文のどこかに、引用があったと思います。)
300億円とはいくらか?と聞かれても、
防衛費5兆円より少ないが、300億円は30億円の10倍であるとしか答えようがありません。

 また7月6日付け、長壁氏の投稿文「天皇制維持にどれだけの予算?」の中の一文も再録になりますが、付しておきたいと思います。

 「それはともかく、一年ほど前、イラク戦反対の集会で、元大学教授の方(70代)と話したとき、強調されたのが、『天皇制維持のために30万人の人間を税金で食わせているのですよ。自殺者が3万人を超えるこの日本で、こんなこと許せますか。どうか、あなた、この問題をとりあげてくれませんか』であった。」