投稿する トップページ ヘルプこの討論欄は、第２３回党大会に向けた、綱領改定案にかかわる問題を論じるコーナーです。
宮本氏は天皇制権力によって長期の獄中生活をしいられたため、天皇制に対しては原
則的姿勢を貫き、天皇制に関する著作を多く残しています。平成天皇が生まれたとき
には、自分は塀のなかにいたと、述懐しています。
公開討論には「昭和天皇死亡の反動的キャンペーンにたたかい抜いた事に、感激して
入党したのに、なんだ、このていたらくは」と憤激されているかたもおられます。
解放同盟のかたが「天皇制に反対する政党なんてどこにもおらん」と嘆いておられた
のは、今でも胸に突き刺さるような言葉です。結構頑張ったわりには評価されていな
いようです。
一方、不破氏はどうか。さざ波通信によれば、膨大な著作を残した不破氏は天皇制に
関する著作を一冊も残していないと指摘されています。
かつて、参議院選挙でのぼろ勝ちに気を良くした私は、井上ひさし氏との共著「新日
本共産党宣言」を買ってきて読んだのですが、驚きました。天皇制を批判するどころ
か、迎合しているのです。私は、何がおきているのか、さっぱりわかりませんでした。
やはり不破氏は天皇制に屈服しているのか、「戦前型天皇制にくらべたら、象徴天皇
制など屁みたいなもの」と軽視しているに違いありません。
いや、屈服と軽視て表裏一体かも？
どちらにせよ、容認できるものではありません。
最近、新聞にのる共産党の記事は「基本路線の改悪か、選挙の敗北か、不祥事か」ぐ
らいなものです。「共産党」とマスコミが報道したら「また何かやらかしたのか」と
条件反射してしまいます。
最後に、democratさんや仲間達が真剣に天皇制にたいするたたかいをやっていたこと
を、過小評価するものではありません。「正義感」や「善意」からでも、失敗は避け
られないのです。人間のやっていることですから。
私もそうです。自戒と反省の念をこめて申し上げます。