この討論欄は、第24回党大会にかかわる問題全般を論じるコーナーです。
綱領を「現実」に合うように作り直し、「柔軟」路線を
設定しながらも、党勢の落ち込みを挽回できなかった不破氏。
僕の直接の記憶はありませんが、高齢になっても権力にしがみ
続けた(という印象がある)宮本氏(元議長)とは対照的に、
ある種の清々しさを感じました。ご本人の表現ですが引退をご
自身で決断されたことを支持します。本当にお疲れ様でした。
産経新聞は「『革命政党』の本質を変えない限り、党勢拡大
はきわめて困難だろう」と書きました。しかし本当にそうでし
ょうか。
共産党をさらに「革命化」しろという主張を僕は支持しませ
んが、ある程度「革命的」であることが共産党を共産党たら占
めているのではないかと思います。その反面、「革命的」であ
ることが、一般の(中庸)人々の理解を得られていない要因で
あり、そしてほかの左派政党(社民党や新社会党)との共同に
至らない原因ではないか、そう感じます。
暴力革命とか平和革命とか、1割未満の支持しかない共産党
の革命手法を議論している「さざ波通信」の投稿者のみなさん(
僕からすると極左?と感じます)は、今日の共産党が「革命的
」であることの2面性をどのように考えているのでしょうか?
僕はまだ学生です(あと少しで4年生です)。そんな学生に
ぜひ、「革命的」であることの意味を教えていただきたいので
す。共産党問題に深い洞察を持つ皆さんへのお願いです。