私も、松岡さんと同様の思いを抱いています。
日本共産党指導部には、私なりに批判もありますが、その批
判はあくまでもっと良い党になって貰いたいと言う立場からで
す。
不破議長についても、松岡さんと同じ様に、「大変、ご苦労
様でした」と心からエールを送りたいと思います。
さて、「革命的」と言うことですが、この言葉に、共産党は 縛られる必要は無いし、もっと自由闊達で、民主的な党であれ ば良いと思っています。共産党が他党と違うのは、将に、「自 由と民主主義」の為に勇気ある闘いをして来たという誇りある 歴史であり、例え、「革命」 の文字が共産党の綱領から消えても、この伝統を失わない限り 、共産党は人民の宝だと思います。
現在の共産党指導部(不破さんも含めて)は、本音のところ では、日本に置いて社会主義革命の可能性がほとんど無いこと に既に気づいていると考えます。現実的に目指しているのは、 ”民主連合政府”までであり、その先の「社会主義」は、”良 き未来の夢として皆で引き続き考えて行きましょう”と言うこ とだと思います。これは、路線としては、現在の日本の現状で 考えられる最良の物であり、一部の「極左」から「革命的で無 い」と批判されても、動じる必要は全く無いと思います。
本当の「革命的」伝統は、共産党の以下の様な点だと思いま す:
● 浅田満(元ハンナン会長)を核した日本の暗黒勢力(山口 組、野中広務、鈴木宗男、藤村フジチク元社長)を共産党は赤 旗で、国会で、追及し続けて来ました。
● 勝共連合や統一教会の反社会性を暴露し、厳しく追求して 来ました。
● 民同、公明党、創価学会の反民主的活動を暴露、批判して 来ました。
● マスコミや他党がほっかむりしている「解同」問題に勇気 ある闘いをしています。
● 政・財・官の癒着、不正を厳しく追及して来ました。
● 労働者への不当労働行為、女性差別を許さず、議会で、法 廷で、闘って来ました。
自由や民主主義を破壊する勢力に、一歩も譲らない姿勢 -こ
れこそ、守るべき党の真髄だと考えます。
けっして、マルクス・レーニンの古典を有難く押し頂き、「
経典」の読み解きに耽けり、空想的「暴力革命論」を振り回す
ことが、「革命的」では無いでしょう。
この真髄を大事にしながら、他党からも敬遠される性格、例 えば、「民主集中制」などを見直し、党員選挙で議長を選出す る様な開かれた党になって行けば、道は拓けて来るのでは無い でしょうか?