不破議長の議長引退について何人かの方がご意見を述べられていますが、私は引退歓迎です。もっと早くやめてほしかった。志位委員長は「今後も理論的指導をお願いしたい」とゆうようなことを言われたそうですが、私は院政をひくのはやめてもらいたいと思います。
私が不破氏を知ったのは昭和48年ごろ田中内閣の時狂乱物価の頃で、共産党が大躍進した時です。東大出で物理学専攻で理論家で共産党のプリンスと称されていました。原発問題で核のごみの問題から原発反対の主張をされていました。もっともな主張で私も期待していました。
しかし、晩年は暫定政権構想(?)や日の丸・君が代問題や自衛隊活用論や拉致問題で老害が目立っていました。党の路線を変えるなら民主的な党内議論を経てからすべきですが、はたしてそうされたのか大いに疑問でした。一般の党員が党の方針と違うことを表明すれば除籍や除名の可能性があるそうですね。したがって私は松岡さん達の気持にはなれません。人文学徒さんに共感します!
人文学徒さんの力作読ませていただきました。「科学的社会主義」欄2002年8月12日と16日の岩本兼雄さんの「不破徹三氏の過去と現在の議論について」も力作です。ぜひ読んでください。