私の主張さんのご意見に共感しました。
私もあのドラマを見て、なぜ兵本さんが公安に再就職を頼む必要があるのか…?色々考えて納得がいかないのです。
あのドラマを見て党員である父に聞いても党が発表している事と同じ事しか言わないし、実際の所を父も分かっていないから、私の納得のいくように最後まで説明できないのです。私は父の党員としての仕事を真剣にこなしていく姿を見て育ちましたから、このような問題に関して共産党が表だった活動をしていないのはおかしいと、ずっと思ってきました。個人と組織では、明らかに組織の方に疑念を持ってしまうのは、仕方がないのではないでしょうか?
そもそも『査問』や『スパイ』という言葉が、私のような若い者には嫌な印象を受けるのです。先日、筆坂議員の件での記者会見を見た時も、『自己批判し…』という言葉が党の方から出ていましたが、何と言うか、そういう引用する言葉一つをとっても恐い印象を受けます。
何十年の歴史の中であまりに変わらなすぎたという事はないのでしょうか? 共産党は常に正しいという幻想におぼれていたりはしないのでしょうか?
拉致問題に関しては、少なくとも当事者である拉致被害者家族の方々が信じる方を信じざるをえません。私が父を通して見てきた共産党がこの問題に関して先頭をきって、自らの政治的立場を別にして、解決に全力をつくしていないと感じる事は、とても悲しい事です。私が父から聞いてきた共産党というのは、こういう問題にこそ必死になるはずだからです。
でもこう言う私自身も父を否定したくない、父が真剣に取り組んでいる共産党は正しくいてほしいと思ってしまうのです。