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「北朝鮮問題」討論欄

金 天空さん、こんばんは

2003/11/19 金 国雄、北朝鮮民主化活動家

 金天空さん、皆様、こんばんは。

 しばらく皆様の意見、討論などを通して私も皆様より 学びたいと思っていましたが、金天空さんより呼びかけ がありましたので、返事をさせていただきます。

 また私は在日外国人として、日本の公党に干渉するつ もりはありません。その点、十分に気を使っているとこ ろですし、その点に関係する話題には、かかわりあいま せんので宜しくご理解のほどをお願いいたします。

 私は浅学非才の徒で、置かれている状況もあまり時間 の余裕もなく社会主義のことなどになかなか勉強の時間 を割くことができず、自らのふがいなさを嘆いているの が正直なところです。

 社会を変革していく上で多くの人々が力をあわせてい くことは非常に大切なことです。

 その社会の運命を担うのは、原則、その社会の人々と 縁者(海外同胞。国籍という概念で捉えるということで はありません)と考えます。

 また人権、人道問題など、いまやどこの国の人々にと っても共通した自らの問題であり内政干渉と言われるも のではないことは至極当然のことと私は思います。(人 権の普遍性)

 そのような観点から合致するものであるならば金天空 さんの呼びかけを大切にしたいと思いますが、よくお聞 きしなければ分からない点もあります。

 現在、私の置かれている状況では「盗聴法」などもあり セキュリティー面では、携帯電話を含み難しいものと判断 しております。

 また掲示板も多くが、セキュリティー面では、問題があ るように聞き及びます。以下を参照ください。

「ソースコードを見るとRemoteHost情報が見えます。セキュリティ的に注意された方が良いと思います。」
http://www.asahi-net.or.jp/~dt9k-iwmt/ryouzanpaku/1/keijiban114.html

 今の時点では良い方法が思いつきませんが、ホットメール というものもあるそうです。また、私の自宅の電話番号と住 所は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」のHP上で公表 しておりますので封書、または夜間(PM 6:00以降。 留守の場合もあります)にでも電話をいただければ幸いです。

 また萩原遼氏は、共同代表ということもあり知人です。 ただし、北朝鮮問題に関する考え方には相違点も当然ありま す。

 「帰国事業」を独自テーマとした著作はいま思いつきませ んが、何冊かの本のなかでは触れています。参考として今思 いつく文献としては、

 『北朝鮮に消えた友と私の物語』 萩原遼 文藝春秋   1998年11月30日

 また私にとっての萩原遼氏の一冊は、

 『民主主義よ君のもとに』 萩原遼 新日本出版社   1986年10月20日

 また帰国事業関係では辛淑玉氏が、

 『鬼哭啾啾(「楽園」に帰還した私の家族』 辛淑玉   解放出版社 2003年5月30日

 を出版しています。

 是非参考までに。(私は図書館より借りているのですが、 今のところ読む時間がありません)

>民主化運動も新しい世代が加わりはじめており、
>早急に団合すべきだと思いますので。

 お話をお聞きした上で同意できる事を願っております。 (非常に大切で意義あることですから)連絡を待ちます。 ただし、この問題を当討論欄で行うことは不都合がある かと思います。以後、関係者間で直接話し合うこととし てはいかがでしょうか。

 *当方の掲示板にも要約し掲載します。

 それでは失礼いたします。
  金 国雄(キム・ググン)拝

 追伸 金天空さん、皆様、

 「北朝鮮と韓国の歴史・・・って程でもないが(Dolphin)」

 を、お読みになりましたか。私は誰かが返事を書かれるも のと思っていましたが、誰も返事を出しませんね。非常に重 大な問題を含んでおり、これはここを(さざ波通信)訪れる 左派の方にとっては、試金石なんですが。

 もう少し私は待ってみます。誰かがコミットするまで。 読み解くカギとして、

 『歴史とは何か』E.H.カー 岩波新書 1998年4月15日

 もあるのですが。

 危惧のあまり記しました。Dolphin様、誰も返事を書かなけ れば私が返事を簡単に書きます。

 それまでお待ちください。