無礼を承知で横レス。
>洪水のようにあふれる情報のなかで、みながみな、ある一色に染め上げられていくのを見て、私の中にとてつもない違和感と、恐怖が起き上がりました。
これまでの「朝鮮民主主義人民共和国」という舌を噛みそうな名称を強制されてきた、そうした異常なメディアの状況を如何お考えですか?更に在日朝鮮人をタブー視する余り、例えば新潟港での入港管理が朝鮮総連の意のままに行われてきた事。そして乱脈経営の結果ジリ貧になっていた朝銀を特別扱いして三千百二億円の公金投入したと言う滅茶苦茶なこの国の実態を如何思われますか? 私は逆にこうした北朝鮮を聖域化して来たこれまでの日本に恐怖を感じています。
私は特別扱いも又差別だと考えます。例えば「善意」から先生が「A君を差別してはいけないよ」と言えば、子供からしてみればその時点で差別の対象になり得るのです。「在日を差別してはいけません」。こうした言葉は一見美しいですがこうした危険に何故気づかないか私は不思議に思っています。「善意も又差別を生む」。この逆説に気づかない限り何時までたっても差別は無くなりませんよ。
>その後、彼とは、在日支援情報、交流会などの案内などあり、数人にも案内したりといった、交流があったのです。大学職員時代から留学生支援を通じて、日本のなかにある差別問題に体当たりで取り組んでこられたかたでした。
韓国内には未だに肌の色による差別が残ってる事をご存知でしょうか? 韓国に行く外国人労働者が一番最初に覚える言葉が「殴らないで」。世界中で経済活動を行う華僑ですら韓国には寄り付きません。
又私は何時も思うのですが被差別者(?)が自ら壁を作る事も多いのでは。「民族教育」です。こうした事が壁になり得るのではと考えます。日本の言論空間とは奇妙な物で、日本人としての意識を育てようとすれば(民族教育)、極右・反動扱いされるのに、何故か在日の方がやる民族教育には大賛成。私はこの矛盾を克服する必要があると考えます。
>私達日本人は、これまでのシカト状態から、この拉致という窓を唯一のめがねにして、北朝鮮を語り始めました。朝鮮占領も、50年前の朝鮮戦争も知らないフリをする私達が、北朝鮮の拉致だけは日本列島一色の総意になりました。
シカト・・・?確かに金王朝(独裁体制)の実態に目をつぶり、地上の楽園ともてはやした事はありますが。
>おぞましい事件の首謀者、金正日。金政権の支配する異常な北朝鮮というレッテルは、厚く、しっかりと貼られています。あろうことか、それが、国策であるということも、認識せず、戦争戦略に易々と加担します。
拉致は「国策による犯罪」では無いのですか? それとも長壁氏の中では資本主義国の「国策」だけが犯罪性を帯びた物なのか? さっぱり分からない。だとすれば致命的な矛盾ですね。
お聞きしますが北朝鮮は正常な国ですか?教えて頂きたい。北朝鮮は反米だから仲間。その実態にも知らん振りと言うのでは困ります。それは北朝鮮とネオナチが同じ反米だから仲良くしてるのと同じ事であり、思想性のかけらもありません。長壁氏が望むのは一体どんな世の中ですか? ビジョンを示して頂きたい。
>どうか、私達のしらない北朝鮮の素顔、北朝鮮の国のありのまま、金正日の人となりをつたえてください。
人となりが一般国民にまで知れ渡っているようではそもそも「カリスマ性」なんて生まれないのですが・・・。
>本当にわたしたち日本人は、隣国朝鮮半島の理解があまりに、薄いです。
その様ですね・・・(皮肉