キム様、始めまして。「がんばれない共産党員」です。
> 拉致被害者は日本人ですが、その子ども達は朝鮮で生まれ朝鮮で育った、自らを朝鮮公民と信じて生きている人達です。その彼らには朝鮮人の友人、先輩後輩しかいないし、将来の夢や目標も固まっている年頃でも有ります。その彼らに「あなたは日本人だ」と告げ、この先の人生の再考を働きかけるのは誰が適していますか?
> 日本に居る親がそれをする事が最も好ましいでしょう、しかし親に会うために一度日本に渡ったら、二度と北朝鮮に戻れないかも知れないと言う不安感は誰が作ったのでしょう?
> どうして、親が迎えに行っては行けないのですか?
上記の、あなたの主張は聞き捨てなりません。
なぜ「その子ども達は朝鮮で生まれ朝鮮で育った」のですか? 両親が拉致されたからではないのですか? 拉致がなければ、北朝鮮で「その子ども達は朝鮮で生まれ朝鮮で育」つことはなかったのです。「彼らには朝鮮人の友人、先輩後輩しかいない」のは、拉致されたからです。他にどんな理由があると言うのですか? このことについて、まともな解答を求めます。
もし、あなたの両親が理不尽な拉致によて祖国と思っていた国によって、さらわれて来たと知ったら、あなたはこの祖国を許せるのですか? 両親の不幸の元凶である国を許せるのですか。もしそうだとすればあなたの両親は死ぬにも死に切れないでしょうね。
あなたは、拉致を正しいと認識しているのですか? 拉致を正当化するのですか? 私にはあなたの人権感覚が理解できません。私はこのことについて、あなたにもまともな解答を求めます。
まず、拉致被害者とその家族を日本に帰すのが筋ではないのですか? 「二度と北朝鮮に戻れないかも知れない」とはよく言ったものです。それは、金正日の脅し文句と同じではないのですか。人さらいをしでかして戻さないのはいったい誰ですか?
拉致被害者の戻るところは北朝鮮ではなく、日本です。当たり前ではないですか。どこに戻れと言うのです。なぜ、北朝鮮に戻らなければならないのですか。なぜ、誘拐犯の元に再び戻らなくてはならないのですか。北朝鮮は拉致被害者の祖国ではないのですよ! 強制連行された在日の人たちの祖国が日本ではないように。
キム様、ここで戦前の韓国・朝鮮人問題を盾に拉致問題を正当化するようなことはしないでくださいね。「昔、お前らが悪いことをしたんだから、俺たちもやってもいいんだ」式の、かたき討ち的論理を展開しないでくださいね。こんな論理からは韓日両民族にとって何の利益にもなりません。「悪いいことは悪い」「人としてやってはいけない事はダメだ」と言えない様な民族関係からは真の友好関係を作り出すことが出来るのでしょうか???
まだまだ、キム様の反論を書いていたいと思いますが、今日は時間切れです。