皆様、こんばんは。
2003年、今年も数日を残すところとなりました。 私もここのところ思わず忙しい日々を送るところなり、 当討論欄への投稿が滞るところとなりましたが、皆様 にもどうぞ、よき新しい年をお迎えくださり、200 4年が皆様、世界の人々にとって平和で素晴らしい年 であることを願い、また私自身もささやかですが、頑 張って行くつもりでおります。
昨日も日本国憲法前文に目がとまり、改めて、この 憲法の精神を大切に思い、皆様にも是非、今年を振り 返って、アジア(&世界)と日本の人々がともに貴い 犠牲と崇高な精神によって築いてきた貴重な財産が失 われることのないよう来年が平和で自由な世界となる よう願うとともに皆様と手を携え頑張って行きたいと 思っております。
皆様の健康と幸せを懇願しつつ、来年がよい年であ りますよう!
<日本国憲法前文>
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者 を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸 国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自 由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び 戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、 ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を 確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託による ものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は 国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれ を享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法 は、かかる原理に基くものである。われらは、これに 反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係 を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平 和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの 安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和 を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に 除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある 地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、 ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存す る権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念 して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳 の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふこと は、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうと する各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの 崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
---------------------
「たがいに衝突しあう階級に分裂している旧ブルジ ョワ社会にかわって、各人の自由な発展が万人の自由 な発展の条件であるような一つの結合世界が現れる。」 エンゲルス(1894年1月9日 ロンドン)
『マルクス=エンゲルス全集 39巻』 大月書店
それでは失礼致します。
金 国雄(キム・ググン)拝