年明け早々赤旗HPに「北朝鮮問題」を4日にわたって連載されたのには正直驚いた。なにせ昨年までは万景号が新潟港に来ても記事にさえならなかったのだから・・・。
じっくり読ませてもらったが現時点では評価できる部分と評価に値しない部分が半々といったところである。以下に箇条書きさせてもらうと・・・
(評価できると思った点)
1.共産党もやっと北朝鮮問題が「一過性」で終わらない重大な問題である事に気づいた。
2.一般の党員に少なからず「このまま共産党が沈黙すべきでない」と感じている勢力がいる。
(まだまだと思った点)
1.相変わらず具体案を出したがらない。イラク問題のような「毅然とした態度」にはほど遠い。
2.被害者や被害者家族とどうつきあうのかはっきりしない。なぜ志位委員長(不破議長でも良いが)は横田滋さんと直接話をしようとしないのか?
3.憲法違反ではない「経済制裁案」に対して賛成なのか反対なのかあいまいである。
4.なぜか「志位委員長」が全く登場していない。不破議長のロボットなのだろうか?
主に感じたところを記した。まあトップ扱いで記事にしていたので社民党よりは可能性があると信じたい。今後の「具体的提案」に
期待する。
なお念の為に言わせてもらうが「直接当事者でないので事態の推移を見守る」など「政党失格」である事を付記しておく。
「ぼけ-っと立ちすくんでいる」と言っているのに等しい物言いは「ただの評論家」だからである。