「がんばれない」兄、ご無沙汰をしております。今年もよろしくお願いします。
ところで、以下の点は、ぜひ、ご再考をいただきたいと思います。
>もう人民には余力が無いのです。
>今の北朝鮮人民には金正日体制に対して抵抗しうる力はもうありません。あるとすれば、それは北朝鮮から脱出した人たちだけと思われます。(以 上、1.14投稿より)
「余力が無い」や「抵抗しうる力はもうありません」は、根拠薄弱の即断に過ぎるの
ではないでしょうか?
このような断定は、朝鮮民族、もっと言えば人類の歴史に対する不信の表白にしか
ならないのではありませんか?
これでは、「その事」や「彼らの無念」を知っても、「それでどうなるの?」「ど
うするの?」という素朴な問いに対して、何らかの回答や指針を与えられないのでは
ありませんか?
まさか、脱北者や韓国国民、「在日」の人たちに「テルアビブの岡本公三に続け
!」と仰るつもりではないですよね?
兄は、軍事介入論者に屈服するおつもりもありませんよね?
>北朝鮮外務高官らは、拉致議連の平沢衆議員らに「拉致被害者5人を一度、平壌空港まで連れてくれば、家族を帰国させてもいい」と言ったらしい。
これに期待する声が一部にありますが、それは間違いだと思います。(なにも原則論で言っているのではありません)
>拉致は主権の侵害です。国際的にみて主権侵害は「原状回復」が原則なのです。この原則を北朝鮮に認めさ せずに、5人の平壌入りに無条件に応じれば、日本はこの原則を放棄したことになります。 (以上、1.11投稿より)
もう一度、「この問題を巡る『原則』とは何か?」についてお考えいただけません
か?
兄御自身が、混乱していらっしゃいませんか?
金天空さんや私、評論家N氏などが昨年末以来問題にして来たことを良くお読みい
ただけましたでしょうか?
兄は、『さざ波』編集部や私達が問題にしている現指導部の欠落を何であるとお考
えになっているのでしょうか?
他の掲示板でも、既に多くの党外の人たちがそれに気付き、問題にしている「党の
欠落」を北朝鮮問題にお詳しい兄は明確にご認識なさっていますか?
兄には、金国雄さんが紹介してくださった鄭栄桓君の論文において、何が問題にさ
れていたかも再度良くお考えいただきたくお願い申し上げます。
引き続き元気な活動とご投稿を!