皆様、こんにちは。
北朝鮮の実情に関して、最近私は脱北者のグさんと対話( メール、電話、面談等)をさせていただいていますが、それ 以外でも以前より在日同胞との意見交換や何とか北朝鮮の現 状を変革していくための話し合いなども行ってきました。
現在はネット社会となり訴えもネットでも行うことができ、 一昔前とは隔世の感があります。一昔前であれば行き交う人々 にビラを手渡すことがもっともポピラーな方法でしたが、それ でも一日街角に立って数百人の方に配ることが背一杯でした。
当時時々、そのような活動を行っていることにむなしさを感 じるときもありましたが、北朝鮮の民主化のために北朝鮮支持 の同胞にも頭を下げ頼んだ末に帰ってきた言葉が「日共系か!」 であり罵倒されたことも今思えば懐かしい思い出です。 (北朝鮮の現体制を批判し変革を求めることが何故、「日本共 産党系」になるのかは良くわかりませんが、当時、日本共産党 と朝鮮労働党が対立関係にあったためと推察しますが、私が「 科学的社会主義」を掲げていることとも関係して)
昨年、同胞宅で思わぬものを食し、驚いたことが今も強く頭 に残ります。
「赤米」
それは北朝鮮産のもの(祖国訪問の土産)。炊き上がったも のは見た目には、赤飯に似ており、味も意外と美味しいもので したが、私にもまだまだ知らないことは一杯あります。
同胞の「祖国のもの」との言葉であったが、北朝鮮では誰が どのようにして生産し、誰が食しているのか非常に興味深いも のです。(グさんによれば、一般的ではないが正月や金日成誕 生日など、特別の日などに食べたことがある、とのこと)
北朝鮮実情に関しては、がんばれない共産党さんが紹介され ていましたが、石丸次郎氏の次のサイトも参考になるものと考 えます。
「揺らぐ北朝鮮」 http://www.asiapressnetwork.com/urgent/20031226/20031226_01.html
同じく次のサイトもあります。
連載コラム 「新アジアの潮流」 http://www.seikyo.org/asiawave_new.html
また、石丸氏のインタビューは次のサイトにも http://www.nknet.org/en/keys/lastkeys/2003/14/03.php
今週には石丸氏による
「北朝鮮情勢と脱北者の現状についてのお話会」
のタイトルでの講演会もあるようです。
スピーカー 石丸次郎さん(ジャーナリスト)、
日本在住の脱北者
日時 2004年1月31日(土) 18時00分~21時
場所 労働スクエア東京
営団日比谷線八丁掘駅下車徒歩1分
参加費 1000円
*ここのところの議論の参考として次の文献を紹介します。
『総特集 日朝関係』現代思想臨時増刊号 2002年11月15日
青土社
それでは失礼致します。
金 国雄(キム・ググン)拝