北朝鮮に対する事実上の経済封鎖「外為法改正」はまたも平壌宣言と言う国際間の約
束を日本政府が踏み破る行為であり、戦争挑発であリます。。
わたしは金国雄さんの「危惧される状況1.2.3」に紹介されているいくつかの記事を
読んでさらに危機感を抱きました。これは日本からの北朝鮮に対する宣戦布告ともい
えるものです。また「特定外国船入港禁止法」は北朝鮮に対するあまりにも露骨な差
別剥き出しの法律であり加えて「再入国禁止法」が上程される。経済は封鎖し船舶も
人間も往来させない。
このようなことをされて北朝鮮は生きていけるのでしょうか。数年前の新ガイドライ
ン法、去年の暮れの有事三法、などを総合すればどんなに想像力の鈍い人でも、いま
日本帝国主義が朝鮮侵略戦争に向かっていっていることが誰にでもわかるだろう。イ
ラクへの自衛隊派兵もこの朝鮮戦争をにらんで決断されたものではないか。ここまで
きても日本共産党は朝鮮戦争の危機を知らぬ振りをしているのはなぜなのだろう。朝
鮮戦争ではイラク戦争のように共産党は中途半端な態度は取れないでしょう。やるか、
とめるか以外の選択肢はなくなります。わたしは日本共産党が朝鮮人民の敵になると
考えます。だから有事法制定にあたっても沈黙しているのでしょう。
またさざなみ通信の中でも拉致問題やスターリン主義下であえぐ朝鮮人民の苦難を
暴露する過剰な宣伝にのせられ排外主義の合唱隊に加わっていること方が多くあり論
議は二分しています。共産党員や支持者までが排外主義の合唱隊に加わるのであれば、
戦争勢力を励まし、この日本そのものまで軍事監獄にいたらせるでしょう。どうして
こんなことに気がつかないのであろうか。その人たちの言っていることは正義感から
のものであるのを私は疑わないが、正義をいつでもどこでも大声で叫びたてることが、
不正義であると言うことがわからないのであろうか。
日本共産党が革命を捨てたから北朝鮮の「民主化」に逃避しているのではないか。
日本革命にエネルギーを注ぐことが何よりも大切なことではないのでしょうか。私は
日本人民の一人として、朝鮮人民との国際連帯のために今何を最もなすべきかと言う
ことを訴え、戦おうと呼びかけたのです。決してたとえ北朝鮮が国の隅々まで収容所
であろうとも、他人のうちの中を無責任に引っ掻き回すことは許されないことだと考
えます。その国の独裁支配も恐ろしいことだが日本に再び占領されることのほうがは
るかに大きな屈辱を朝鮮人民に与えることになるでしょう。金正日に対する憎しみよ
りもはるかに朝鮮人が憎むとすれば朝鮮を侵略したときの日本人に対してであります。
過去の罪を考えるときそれは許されないことなのですから。たとえ軍事力で打ち勝っ
てもゲリラ戦で刺し違えなければならなくなります。9.11も自爆攻撃も帝国主義者に
とっていい教訓になったとともに民族解放の戦いにとっても教訓になっていることを
銘記しなければなりません。
イラク戦争に反対し、朝鮮戦争に反対し、日米安保条約に反対し、憲法改悪に反対
する戦いこそがもっともわれわれのなさねばならない責務ではないか。また排外主義
に真正面から反対することが日常的になさねばならないことではないか。これほどの
排外主義の嵐と朝鮮戦争のための法律があれよあれよと言う間に成立する中で、在日
朝鮮人を治安対象者としてさらに追い詰めていることに何の想像力もない人は何を語
る資格があるのでしょう。在日の人々に対してまったく無関心で,民主主義者とか良
心的人士と自身を考えることが出来るのであろうか。
金さんの紹介している民主党衆議院議員西村慎吾のホームページ「五分で読める西
村マニフェスト」を皆さんぜひ読んでください。憲法改悪を強力に推進しその内容は
軍国主義教育,国防力の強化、自衛隊を軍隊にせよ。治安を強化せよ。これは戦時中
の国家体制の再現を明言しておるのであり、こんな連中がリードしているのが民主党
なのです。日本共産党が政権党と言う玉の輿にあこがれてどこまでも媚を売り、変質
して誰と結婚しようとしているのか。民主党と結婚するためにはもっともっと右傾化
しなければならないのである。天皇が君主であるとかないとか馬鹿なことをいってい
るが、天皇の名に於いて他国民を殺害しみづからも死なねばならない時代がもう目の
前にきています。天皇、天皇と言いますが働けるのに怠けて暮らし日本一支給額の大
きい贅沢三昧の生活保護者の一族ではないか。
「朕はたらふく食っている,汝臣民餓えて死ね。」
大阪のスラム釜が崎一体では毎日1人以上の行き倒れがあるのです。年間の自殺者
は3万人の日本です。
金さんのおかげで日本がここまで来たことを思い知らされさっきから胸がむかつきま
す。嘔吐!