日本共産党は、北朝鮮への経済制裁を念頭に置いた外為法改定に反対しました。 これ自体は一つの見識と言えるものだと思います。
しかし、それだけでいいのでしょうか?
北朝鮮の金正日共産主義「政権」は、経済運営の失敗により多数の朝鮮市民を餓死さ
せ、反対者・批判者に対して残虐な政治的弾圧を加えるのみならず、経済が破綻して
いるにもかかわらず核兵器開発に固執し、さらに日本人拉致テロや大韓航空起爆破テ
ロ・麻薬密輸などの国際的犯罪を行う許しがたい政権です。
むしろ「政権」というより「犯罪組織」だというのが金正日一味の実態をよく表して
いるでしょう。
どうやってこの世界最悪の金正日共産主義「政権」を打倒し、朝鮮市民を共産主義者
たちから解放して、日本と世界の安全を守るのか、そのためのプログラムがなければ、
制裁反対には説得力がありません。
経済制裁反対は一つの見識ですが、それだけで終わってしまっては、「日本共産党は 金正日共産主義「政権」と悪党一味」と有権者にみなされ参議院選挙での敗北要因を もう一つ付け加えることになるでしょう。