「さざ波」の皆さん、こんばんは。ただ今帰りました。ご無沙汰でした。齢60にもなって、先週末まで目いっぱい働きずめの毎日を過ごしてまいりました。何やってたかってー?それは、ヒ・ミ・ツ・でございます(笑)
さて、留守をしていた間に大分情勢が動いてまいりましたね。
昼のテレビでは、今回の田中均氏の訪朝結果について、蓮池さん達「家族会」の皆さんが大分ご立腹の様子でしたが、私は楽観しておりますよ。解決近し、と想像しております。「直感は過らない!」って、確信してもおります。少なくともこのサイトのどなたかみたいに、この3月にまで来て、「もうひとふんばり」「あと1年」なんてことを被害者家族の皆さんに申し上げるつもりはございません。
問題は、やはり「北」の国民支援、そしてどなたかが指摘をされておりましたが、国交正常化問題の方でしょうね。皆さんは、いかがお考えですか?まだ、金体制にピンハネされるだけだから支援なんかしてもムダだ、金正日独裁体制打倒が前提条件だ、な~んてお考えでしょうか?(笑)
そこでまず、「北」の食糧支援問題。
実は、金正日の先軍独裁政治の下でなくても、「北」はもともと食糧生産能力が非常に厳しいのです。昔から、北半部は南半部(現在の韓国)の豊穣な農作地帯に、いわば「食わせてもらっていた」のであります。戦後は「北」の食糧問題が旧ソ連、中国の「お荷物」でもありました。「北」は、中国からだけでもこの間数百万tの支援をうけているはずです。減反やって、その上過剰米を豚に喰わせている様などこかの国とは、「北」の農業生産の条件は天と地程も違うのですよね。己のモノサシで他国を図ってはなりませぬぞ(笑)
WHOなどの国際機関のカロリーベースによる必要食糧計算でも、当面は、とてもとても「北」単独での食糧自力生産は不可能なのです。「北」の多くの人民には、政治体制の如何にかかわらず、しばらくの間は、相当量の食糧支援が絶対に必要である、ということであります。日本との間の戦後賠償問題があろうとなかろうとです。最低でも年間200万t位は援助が必要ではないでしょうか、どこかからの。
皆さん、いかがお考えになりますか?
Kotetuさん、sinkenさん、社会主義者さん、鍋山さん、小池さん、他、この問題についてのご検討の進んでいる他の掲示板の皆々様方、ロムしているだけでなく(笑)、これから始まろうとしているこの「さざ波」での議論にぜひぜひ、ご参加くださいませ。ご教示くださいませ。伏してお願い申し上げます。
次に、国交問題。そしてその前提としての「北」および朝鮮半島全体の政治体制問題。
こちらは、どこのサークルでもあまり手が付けられておりませんな。
平和主義・民主主義と国際主義をいかに統一的に維持して「北」の現状打開を図っていくか?
もっとも、国際主義といっても他国の傀儡政権のようなものを作ろうなんていう「国際」主義ではありませんよ。あくまでも朝鮮民族が主体の座にすわった民主的体制を創り出す方法です。国際的な支援と連帯の下にのです。
さぁ~難しい(笑)
皆さん、やはりここは、「総連」でも「民団」でもない、自主的、進歩的な「在日」団体に接触をされてみてはいかがでしょうか?
そういう団体の皆さんが、いったい何をお考えになっているのか、それをどのように進めようとしているのか、お話してみればお解かりになるはずですがね~。
ここまでのお話が「公的言論空間」の限界ですか(笑)
追記:
鎌倉太郎さん、これでお答えになりますまいか?(笑)
それと、早とちりしてゴメンなさいね。私も日本の共産党員ではないんですが(笑)
私は、拉致された5人の夫、子供などの残留家族の帰国は、平壌空港までのいわゆる「お出迎え」で一発でケリがつくと想像してるんですが、やはり「譲歩」はマズイでしょうかね?アホ金の面子を立ててやって「実」を取ることは、今後の為に絶対譲れない、後世にも悔いを残すことになるのかしらん?
それから、皆さん今日16日の『赤旗』にケリー米民主党大統領候補のことが出てたのご覧になりましたか?「反戦ベトナム帰還兵」あがりの大統領候補の政策スローガンが「大胆で進歩的な国際主義」ですってよ。先日は石原都知事の「前衛」宣言もありましたが、どっかの党がお株を取られちゃっていませんかね~っての(笑)
以上、酔筆失礼