私は今、3・20集会にどれだけの若者を集めることが出来るのか、がんばってみようと今知恵を絞っているところです。
先日私どもの春闘の組合大会(平均年齢30歳ぐらい)で、私は「イラク派兵に黙っていて行動しない君たちは、戦争に賛成しているのと同じことだよ」と呼びかけました。しかし、私の思いはそう簡単に伝わっていないように思います。彼らには危機感がありません。これから起ころうとすることが想像すら出来ないのだと思います。このギャップの大きさにいまさらながら驚かされます。
でも、少し良い話もありました。高校生の私の娘が「イラク戦争を考える」青年の集いを友達と共に主催し、40名の若者を集めて討論したのです。講師に来てもらった弁護士が感激(10代の若者だけの集会)し、非常に力のこもったいい話をされたと言うことです。
その後、娘が家に帰ってポツリと「何でこんな(イラク派兵や徴兵制)ことを分かってくれないのかな?」「友達や兄弟が戦争に駆り出されるのが分からないのかな?」と呟いていました。そして、4月には若者だけで市内をデモ行進しようと言う話が進行しています。さでどうなることやら?
天邪鬼さんや長壁満子さんが思われているように、我々(あなた達と意見を異にしている)者は決して右翼ではないのですよ。しっかりとこの方面での活動もしている人たちだと私は思います。
だからこそ、北朝鮮の人権状況が許せないのです。
イギリスからは「北朝鮮、化学兵器の人体実験」という衝撃的なニュースも入ってきていますが、私は2、3年前から北朝鮮難民(脱北者という言葉は適切ではないので"北朝鮮難民"とします)からこのことは聞いていました。歴然とした証拠書類も出てきています。
アメリカ憎し、自民党、右翼憎しだけでは真実は見えません。真実は味方の中にも敵の中にも存在します。
私は数ヶ月この「さざ波通信」で多くのことを学びました。そして「真実とはいかに見えにくいものか」と。
しかしそのことに費やすエネルギー、党やこの場で費やすことは無駄なことのように思えます。「こんな論争に力を注いでいる間に罪なき人々は殺されている」という負い目を感じ、この場から去ることにしました。
私の能力は限られています。人生、もうそう長くはないので、無駄なことは止めてイラク・アフガニスタン人民支援も含めて、豊かな(ゆで蛙)日本人として何が出来るのかを真剣に考えて行動していきます。
では、みなさま。アンニョン!