金正日政権崩壊ストーリーはいろいろオプションがあると思いますが、天邪鬼さまが目に浮かぶようだとご憂慮されている米国及び同盟国による軍事制圧(イラク方式)は、極めて可能性が少ないと私は思います。
イラク方式をとれば時間は掛からないと思いますが、六カ国会議でも表明されたように、日米ともに話し合いにより平和的に拉致問題や核問題を解決したいと願っていますし、武力行使は、天邪鬼さまがご心配されているように一般の北朝鮮人民に被害が及ぶ危険性が大きいので、私も避けるべきであると思っています。
また、金正日が拉致や大量破壊兵器について、自ら非を認める(リビア方式)のは、体面を重んじる金正日将軍にとって実行しがたいように思います。
米国はかつて、麻薬を密売しようとしたパナマの大統領を特殊作戦で捕獲、拘束したこともありましたが、そのようなウルトラCのようなことも北朝鮮に関してはまず、あり得ないと思っています。
従って現時点においては、北朝鮮人民による金正日の追放(ルーマニア方式)が可能性が高く、かつ最善であろうと私は思っています。
前回の投稿でも述べたようにそれには相当の時間が掛かると思いますが、最近の状況やマスコミ報道を見ると確実にその方向に向かっているように感じています。
特に日本のマスコミは、低俗な表現で恐縮ですが、北朝鮮という国家及び金正日をなめきっていますね、他国や他人については最大限の敬意を払う必要のあるマスコミがここまで、金日成や北朝鮮を小馬鹿にしたような報道を繰り返すのは、私も奇異に感じています。
それには多分何らかの裏付けがあるはずですが、その理由のひとつに北朝鮮という国家のタガが緩んできたようなことがあるのではないかと推察しています。
それから、2/25の天邪鬼 さまの投稿に「かえるの合唱団は解散しました。」との下りがあり、我々のような考えはさざ波通信から淘汰されつつあるとありましたが、意味不明です。
さざ波通信を北朝鮮(金正日)擁護派が乗っ取る様なことを画策されているのでしょうか。
なお、文中○○方式というのは、大歩危の勝手な造語です。