7月14日朝鮮半島西岸、黄海上において「北朝鮮」の警備艇が、北方限界線を侵犯、韓国軍が警告のするも、返答がなかったため砲撃し「北朝鮮」側海域に追い返したと報じられた。
ところが16日となってこれは誤報で、実は韓国の警告に対し「北朝鮮」が受信し、応答していたことが判明したという。
なぜそうなったのか調査中とのことだが、どうやら政府の太陽政策に反発した軍の一部が事実を報告しなかったらしい。
また、当該の船舶も実は「北朝鮮」のものではなく、中国船の可能性もあるらしいという。
この報道は時事通信のものだった、しかしこの報道は一般紙には載せられていない。
事件があれば何でも「北朝鮮が悪いとする」この国の報道姿勢が典型的に露室したものではなかろうか?
「大韓航空機撃墜事件」が「北朝鮮」によるものではなく、韓国KCIAによる偽装の可能性が韓国内で公然と語られている。
またこの前、韓国で元対北工作員が、韓国民主化以降の待遇悪化に抗議してデモを行なったと報じられた。
韓国で大人気となった映画「シルミド」も、独裁政権時代に発生した南北相互のゲリラ戦の模様をリアルに描いたものものである。
日本では工作員といえば全て「北朝鮮」であり、悪の権化と報じられる。
しかし事実は違うのではないのか?
何でも「北朝鮮が悪い」と決め付けて討論するのではなく、もう少し客観性をもって考えるべきなのだ。
もっとも私が知る限りだが、韓国も「北朝鮮」も日本国内のこれら歪んだ論争は全く相手にされていないし、気にもされていないがー。