始めに、茶爺さんに。割込大歓迎します。どんどん入って来てください。
しかし、銀河さんにおいては、そもそもの当方の疑問、「自らは太平洋戦争の体験
者であり、大阪では餓死者が出る程の被害が出た。それらを体験した自分の意見は、
戦争非体験者の言説に優越する」という主張に対する検証への、謙虚な説明が全く無
い。
論理展開より、本土内において大量の餓死者が出たような事実は無く、終戦時7才
ぐらいで疎開により空襲を逃れた銀河さんが、何ほどの戦争体験を持ち合わせていらっ
しゃるのか疑問です。この世代の人達は、60年代から70年代にかけて「戦争を知
らない子供達」を高らかに歌っていたように思います。戦争に荷担しなかったことで、
旧世代に対して優越するという論理で。
私は、このような変節をこれらの投稿から感じ、明確な説明責任が銀河さんにはあ
ると考えます。彼の戦争体験の言説が、適切に検証されない限り銀河さんの言説の真
実性は全く無いと考えます。
ロム3さん、誤拝読ありがとうございます。失礼ながら若干の誤解があります。当 方の不審船追跡顛末投稿は、長壁さん他の「不審船、海上保安庁が攻撃沈没、海上漂 流北朝鮮兵士狙撃大量虐殺」というとんでも無い空想破壊論説に対するアンチテーゼ として投稿されたものです。ゆえに、ご指摘の投稿に対するレスを行うことは、当方 の投稿主旨に相反することになるので控えさせて頂きました。
それから、少し認識に誤解があるようなので、指摘すると、戦前の朝鮮半島・台湾
については自治されていたのではなく、日本国だったのです。経緯は、朝鮮半島につ
いては李氏朝鮮と日本国の間の契約締結により併合となり、台湾について日清戦争の
賠償として割譲されたものです。どちらも、2等国民として遇されていたのです。従っ
て、彼らにも国民の義務としての徴用制度は適用されていましたし、それを拒めば罰
則が待っていました。当時の日本国民の義務放棄は重罪ですから。(強制連行の定義
が曖昧な一因です)
一方、2等国民ですから徴兵義務は課せられていませんでした。従って従軍した半
島出身者は志願兵ということになります。中には、当時の東大より上位の陸士(陸軍
士官学校)出身の幹部兵士も存在していました。これらの状況を下働きというのは正
確では無いと思います。
当時は、婦人の参政権も認められていませんでしたし、限定された公民権だったこ
とは事実です。しかし、それを持って正常な国家ではなかったというのは拡大解釈で
す。ご存じの通り、ケネディ在職時のアメリカでは、ブラックピープルの公民権は存
在しませんでした。しかし、それを持って当時のアメリカが不正常な国家だとは言え
ません。歴史的事実を解釈する場合、現代の尺度で判断すると間違うことになります。
差別がなかったかといえば、あったでしょう。何時の時代も差別は存在します。こ
の投稿欄でも、銀河さんのように戦争体験を盾に正常な論議を高圧的にうち切ろうと
する態度も差別ですし、ことあるごとに右翼という一言で、論理的な会話から感情論
へすり替えるのも差別です。
しかし、留意すべきなのは全く差別無く仲良く日本人と朝鮮半島人が共同作業する
状況も確かにあったということです。(主に下層階級同士で。前線の兵士でも、危険
を伴う労働現場でも、差別被差別の関係では、お互いの安全を守ることはできません)
又、台湾の李登輝氏や孫文のように日本の大学で立派に勉学を修した人もいたという
ことです。概ね、教育に関して戦前日本は第2国民にも平等に対処していたと思いま
す。
(からゆきさんや、その他激務労働の現場では日本人が特段優遇されていた形跡は無
いと考えます)
これらを総合判断し、李氏朝鮮が破綻国家であり、どのような圧政を国内で引いて
いたかを検証すれば、植民地支配のみを断罪すれば全て解決するという論理は幻想だ
ということに気づかれると思います。
朝鮮併合が不幸な結果を招来した面は否定しませんが、マルクス主義者なら唯物史
観、封建的(アジア型)絶対王政が初期資本主義に移行するのは歴史的必然であり、
社会主義がその次に来る天国だとしても、封建制より資本主義の方が数段ましだとい
うことぐらい常識の筈です。でなければ、日韓併合以後、半島の人口が30万人も増
加した事実の説明がつきません。