●曙光のきざしさん:
いろいろと、私の「ゆがみ」についてご指摘いただきましたが、ご心配にはおよびません。私は、「犠牲者の数を数えて優劣を議論」したりしません。私は、北朝鮮のゆがみは、全て「日本・米国・北朝鮮のみの関係性」だけに帰することができると主張したこともなければ、「すべて60年前の日韓併合に由来する」などと言ったこともありません。
ここでは、日本に責任の一端があったかどうかだけが問題なので、だだ今現在、この問題を包括的に議論する必要性を感じません。「韓国の独裁政権存在の理由」についても同様です。
人権侵害体質が「共産主義に不可分」かどうかは、アメリカなどの人権侵害体質と込みで議論すべき課題であると思いますが、ただ今現在、そのような議論を開始しようとは思っていません。
現在、この問題では樹々の緑さんと議論を継続中です。曙光のきざしさんから私へ向けられた2つの投稿を読んでも、なにか新しい視点がもたらされたとも思えません。前回の投稿に書きましたが、私の主張のねじ曲げが甚だしい曙光のきざしさんとは、ただ今現在議論を継続する必要性を感じていません。大変申し訳ありませんが、そういう次第です。
なお、丹波マンガン記念館のHPの中の「丹波地方のマンガン鉱山開発の歴史」のページなどをお読みになり、是非一度お訪ねになられることをお薦めします。私は単なる物見遊山で資料館創設期以来3回も訪ねたのではありません。
●正義味方さん:
いろいろとご指摘ありがとうございます。
「朝鮮半島が南北に分断されたのは、冷戦、すなわち日米とソ連、中国の影響が大きい」というのは、一面では正しいと思いますが、その前提条件として、一旦日本の「領土」と化した朝鮮半島が、日本の敗戦と同時に遺棄され、無政府状態になったことが大きく影響したと思っています。
金日成・金正日の人権抑圧体制のこと、それに対する日本共産党の過去の対応など、ご指摘の通りと思います。もっとも、日本共産党と朝鮮労働党が断絶したのは83年のラングーン事件からですが、87年の大韓航空機爆破事件では、確か、かって訪朝した日本共産党代表団に花束を渡したのが、少女の頃の金賢姫であったことが(共産党内で)発覚して、いち早くの「北の犯行」断定の決め手になったと記憶しますが、違いますでしょうか(週刊誌ネタだったかどうかあやふやです)。
民間交流も、国交正常化なしにはうまく機能しないと思います。いずれにしても、現在のままでは拉致問題の解決を含め、何事もうまくいかないと思います。「ちからわざ」でうまく事が運ぶとも思えません。双方が歩み寄る道を探る以外にないというのが、今の私の考えです。 なお、「ミサイルが明らかに対日配置されている」とのことですが、武力では圧倒的に「我が軍」が勝っていることをお忘れですか。しかもそれらは、主に北へ向けて即応態勢をとっています。
拉致問題については、現在樹々の緑さんと議論を継続中です。やがて上記の問題が議論の焦点になろうかと思っています。私として議論の流れがありますので、そちらの議論が収束するまでしばらくお待ち下さい。もしかしたら、正義味方さんと同じ結論に達しないとも限りません。
●茶爺さん:
> 横田さんは 未だに北朝鮮に拘束された状態です。
> 一方、「強制連行、慰安婦」の方は 祖国に居住しています。
> 横田さん等が 日本に帰還して後 初めてこの2者は 同一のレベルで議論できるのではないですか。
「強制連行、慰安婦」の方が祖国に戻り、その後幸せな生活を送られているというのなら、その論も受け容れましょう。
> 北朝鮮が ゆがんでいようがどうであろうが 世界中から人々を拉致し、現在も実行中であることの免罪にはなりません。 > たんなる言い訳です。日本人に過剰な贖罪意識を持たせ、それをテコに自分たちの拉致を正当化しようとする北朝鮮のワナに 落ちてはいけません。
私自身にはなんら贖罪意識はありません。これは人それぞれでしょうが、私自身は、強制連行にも慰安婦にも関わっていないからです。しかし、その責任を全うしようとしない、我が日本国政府をいただくその国民として責任があると思っています。ただし、それで拉致が正当化できるなどとは、これっぽっちも考えていませんのでご心配には及びません。