「北朝鮮問題」討論欄

「日本軍慰安婦の歴史館建立決議ー韓国国会委」

2004/11/09 有島実篤 60代自営業

　朝日新聞（10/23）に、「日本軍慰安婦の歴史館建立決議ー韓国国会委」という記事が載りました。
　77歳の証人が「日本の謝罪も賠償もない」と訴え、外交通商相も「国際法に反する性奴隷強制への責任は、今も日本政府にある」と答えたと報じています。
　先に、韓国与党の党首が、父親が植民地時代に日本軍の憲兵だったことが発覚して辞任したという出来事もありました。

　これは北朝鮮ではなく、韓国の話ですよ。

　小泉さえ言わないようなことを、恥かしげもなく平気で吐かす極右の輩が、何もかも金正日が悪くて、拉致が解決しなければ国交交渉さえまかりならぬと、偉そうに喚き散らしていますが、では金正日政権が倒れたら、拉致問題はどう解決するつもりなんだろう。過去の清算はどうするのだろう。
　金・労働党政権が倒れたら、親日的な政権ができると考えるのは何の根拠もありません。
　経済封鎖結構、じゃあ賠償金を払ってくださいと言われたらどうしますか。
　拉致の真相解明、結構です。じゃあ強制連行の真相解明も同時にやりましょうと言われたらどうしますか。
　金一派は全員処刑しました。日本の植民地支配の責任者はどう始末しますかと言われたとき、どうしますか。

　結局、結局極右の輩は謝罪も償いもするつもりはないんでしょう。

　被害者・家族の心情を思えば、などといっていますが、それでは中国残留孤児の心情、養父母の心情、受け入れた家族の心情を思ったことがありますか。就職もままならず、生活保護に頼っているというではありませんか。これは自国の責任でできることですよ。
　自国でできることは知らん振りして、相手が朝鮮だと居丈高に喚き散らす。
これが右翼のやり口です。

　そして、相手の質問には答えず、自分の言いたいことだけを言い募る、これが右翼の共通の荒らしの手口です。
１、植民地支配の謝罪と償い
２、軍事力行使の断固とした拒否
３、朝鮮人民との友好親善
　これが、認められない連中とは、論議するつもりはありません。