一般投稿欄のほうが良かったかもしれませんが・・・
共産党、社会党や日本の革新派は、北朝鮮を礼賛した過去をもちます。私もその一員でした。
拉致についても、保守派のデッチアゲではないかと疑った時期があったのも事実でしょう。
その負い目から、家族会・救う会に巣食う右翼の理不尽な言動にも、有効に反撃できずにいるというのも事実でしょう。
また、いまの時期家族会を批判して、世論を敵に回すのは損だという打算が働いているのかもしれません。
しかし、イラク派兵というこの重大な時期に、経済制裁だ軍事報復だという声を、ここさざ波においてさえ野放しにしておくことは、身の毛がよだつほど、極めて危険なことです。
世論というものは、時の支配者、マスメディアを握っている者に左右されることは避けようがありません。
それでもなお、正義を貫き正論を主張して初めて、世論の支持を広げることができるのです。それも、世論のホンの一部を、です。世論の多数を握ったときは、世の中が変わるときですから、まだ少し先の話です。
共産党やわが革新派は、世論の支持を得たいがために、主張を曲げ、大衆に迎合しすぎます。
君が代日の丸、自衛隊、天皇制・・・、他党と近づけば近づくほど票は逃げていきます。あまり代わらないのなら、当選しそうな党・人のほうを選ぶのは当然だからです。
議会主義・日和見主義、レッテル貼りは嫌いですが、今の共産党にぴったりだと思います。曲がり角は、「70年代の遅くない時期に民主連合政府を」という、権力亡者となった宮顕の世迷いごとだったと思います。(つづく)