はじめまして。あまりに画一的なご意見なので、一言いいたくなってしまいま した。
寄らば大樹の陰さんは御自分の頭で考えたことをおっしゃっておられるのですか?
「国交を正常化することで、人や経済的交流が深まり、隠されて来た情報も明らか にされる。又、抑圧されている北朝鮮人民の自由の領域が広がり、在日の人々との交 流も増加する。離散家族も解消され、東アジアの共存と平和は今より強くなり、やが て南北統一も実現されていく」
と・・・。これ、ご自分で書いていて実に『空虚』だと思いませんか?国交正常化っ てなんでしょう。日本の政府が考えている国交正常化、金正日が考えている国交正常 化、日本の人々が考えている国交正常化、日本共産党が考えている国交正常化、皆違 うんじゃありません?『国交正常化』という一つの言葉を使っていても中味がぜんぜ ん違うということをわかるべきじゃないでしょうか。平壌で暮らしている人以外の北 朝鮮の人民は国交正常化なんていう話題が日本の政府と北朝鮮との間で出ているなん てことも知らないんじゃないかと思いますよ・・私は。
私が一番気になっているのは金正日が考えている国交正常化ってどんな正常化だろ うかということです。金政権(人民は蚊帳の外で・・)と日本(日本の人民も蚊帳の 外のように思うが北朝鮮に比べれまだましに見える)の国交正常化で人民はかやの外 で、国交正常化によって得た『物』を北朝鮮人民に配給して『首領様』のお慈悲で食 料を頂くことが出来たと有難がらせようとしているんじゃないでしょうか?そんな気 がしてなりません。
だったら、日本は北朝鮮に援助なんてものもしないほうがまだましで、北朝鮮人民 自らが自分達の力で革命を起こして体制を変えることを期待することのほうがまだ人 道的な気がしますよ。そもそも、今の北の体制って、金日成主席に開放してもらった と信じたところから始まってしまたたのだから、人民自らが自分達の手で開放を勝ち 取ることこそ大事なんじゃないでしょうか。