小生のホーム ページからの引用です。
<もし北朝鮮が日本を攻撃するならば>
北朝鮮はすでにミサイルを保有しており、これに核弾頭を装備することが目下の日 本国防上の関心事とされています。しかし、日本の警備状態を見るに、それよりも恐 ろしい選択肢が彼等にはあります。拙著『歴史音痴が知りたい 大東亜戦争の真相』 103-104頁から引用します。
「朝鮮半島の不安定な現状の原因」の一部分
北朝鮮関係で目下最大の関心事は核兵器保有であるが、日本に限って言えばもっと 恐ろしいことがある。全国50幾つかの原発の内、23ヵ所が日本海側にある。どん な原発も制御棒を抜き去れば爆発し、チェルノブイリの状態となる。爆発そのものの 被害より、偏西風に乗って全国に拡散する放射性塵埃が問題であろう。訓練を受けた 特殊部隊が日本海から上陸し、各原発を襲撃して制御棒を上げてしまえばそれまでで ある。勿論、自爆覚悟でなければ出来ないが・・・。平和に慣れた日本の原発では警 備員は武装もしていないだろうからこの計画は容易に実行できる。このシナリオを考 えれば北朝鮮の言い分など全て受け入れて良いではないか。補償も援助も要求される だけ応えれば良い。先ず平和を樹立して危険なものは後からその芽を摘んでいけば良 いではないか。勿論、一方では前節で述べた強力な沿岸警備が必須である。
対北朝鮮外交については日本のメディアは盛んに強硬論を煽っている。まるで19 37(昭和12)年頃の暴支膺懲論を想起させる。北朝鮮の人口は日本の数分の一強 ではあるが、経済力は二桁違う。彼らの国民総生産は日本防衛庁予算の数分の一に過 ぎない。NASA (National Aeronautics and Space Administration ― アメリカ航空 宇宙局) がインターネットで公開している世界の夜景がある。北朝鮮を見ると平壌以 外はほぼ真っ暗である。日米開戦時の彼我国力比は1対8位だったろうが、現在の北 朝鮮・日本の国力比は1対100よりもっと違うように思う。日本はいま少し大国と しての対応が出来ないものか。