誰が言ったか、何で読んだか思い出さないのですが、自民党の野中か誰かが、犯人は日本人と言うことにして、被害者の救出に北朝鮮は全面的に協力すると言うことで手を打ってはどうかというようなことを、言ったとか言わないとか・・・
アメリカのやることには、1から10まで気に入らない私ですが、ジェンキンスさんの扱いは見事でした。
横田めぐみさんの骨が贋物だったということで、家族会側が経済制裁を叫んでいますが、この辺の心理が私には理解できませんね。
めぐみさんは生きているかもしれないと言うことでしょう。それなのに経済制裁で、交渉が断絶しても良いんでしょうか。
圧力を加えれば北朝鮮が折れてくると言う確信があるんでしょうか。ひょっとしたら、ガス抜きのために一回経済制裁をさせるというシナリオがあったりして・・・(いくらなんでも、それはないか)
それにしても、他にも生存者がいるかもしれませんよね。
経済制裁の報復や、証拠を消すため生存する被害者を消すなんてことはないのでしょうか。
帰国した蓮池薫さんが、「われわれは国交正常化のために来た使節団だ」と言ったそうです。使節団に相応しい人を選んだのでしょうね。
そうすると、もし生存者が他にいるとすると、使節団として日本に派遣するには適さない人、北朝鮮にとって都合の悪いことを言うかもしれない人、と言うことになりますね。
あるいは、北朝鮮でやっていた仕事が、日本で話すことのできないような仕事だった場合も考えられますな。
そのどちらであっても、経済制裁で、対立感情がヒートアップしたら、出るに出れない、出すに出せないと言う事態になりかねないのではないでしょうか。