本田です。
突然求職活動をせざるをえなくなり、充分推敲してませんがresします。
> 共感いただいてありがとうございます。それでも『支持を訴えます』というのは お立場上理解できるとしても、でも、だからといってそれで支持が得られるかどうか は別です。かなり厳しい言い方をすれば、それは内輪の問題じゃないか・・・国民に 対しての説明にはなっていない・・・と思うのです。自民党がいくら政治にお金が重 要だからと説明してみても、違法な政治資金調達に国民はうんざりしていることでしょ う。それと同じ構図のように見えます。
安易に「支持を訴える」と言いましたが、不遜でした。
おっしゃられる通り、内輪の話です。貴方が別な投稿でも書かれたと同様、説明責
任を果たしたとはとても言えません。
> 良い・悪いは別にして戦後60年。世界は変わってきたことも事実なのです。今、 日本共産党がすべきことの一つは、1950年代に共産主義者が主張していたことの うち、何が実現して何が実現しなかったのか、実現したことのうちどこまでに日本共 産党が積極的に関与していたのか、このあたりを『客観的』に総括することが必要な んじゃないでしょうか。
日本や世界の共産党・共産主義者が主張して来たことの内、実現したことは、例え ば、8時間労働制・社会保障制度などの労働者保護制度があるはずです(多分有給休 暇も)。これらは旧ソ連が世界で最初に導入し、対抗上、資本主義国も導入せざるを えなかったと思います。また、レーニンが権力を奪取した直後には、帝政ロシアが植 民地としていた他の少数民族の独立を認めています(民族自決権)。これもその後の 国際世論に取り込まれ、バンドン宣言や国際法に書き込まれていったと思います。そ してこれに励まされて、アジアやアフリカの多くの植民地が独立を達成しました。 (ところが、その後、労働者保護や社会保障では先進資本主義国に追い越され、民族 自決権ではダブルスタンダードを発揮し自滅したと言う悲しい事実もありますが。)
日本共産党は、政権政党ではないので、果たした役割は限定的です。命を賭けて侵
略戦争に反対したのは事実ですが、力及ばずそれを許したことは政治家・政党として
の結果責任を問われると思います(党中央はあくまで否定しますが)。
戦後も政権を取ることは叶わないままですが、私はむしろその方が良かったのでは
ないかとも考えています。スターリン主義の尻尾を色濃く持つ我が党が政権を取った
ら、結果的にソ連型の独裁国家にされた危険性があると考えるからです。
また、戦後の高度経済成長システムを作り上げた自民党・官僚機構・経済界は、大
きな問題を孕みながらも抜群の経済パフォーマンスを実現したことは事実であり、党
の経済政策の貧困さから考えると、もし党が政権政党であれば、国民の生活水準は今
ほど高くは無いのではと危惧するからです。
> 良いことは全部共産党、悪いことは全部自民党では説明つかないんです。政党が 果たした役割なんてたかが知れているようにも思います。
前半には賛成、後半には反対。共産党の言ってることで、おかしなこと、少なくと
も不充分なこと、ずいぶん多いと思いますよ。北朝鮮問題はその典型例で、旧ソ連・
中国など「社会主義国」への評価も非常に変動が大きく、しかもその理由が全然納得
できない。
但し、自民党が悪いことを沢山やってきたことも事実です。例えば、CIAなど米国
の資金で自民党が結成されたことから始まり、戦後復興賠償に絡む汚職や他の疑獄、
経済成長優先による環境汚染、教育や人心の荒廃など。今では、再びの戦争へ踏み出
そうとすること。
政治つまり、政党・政治家によるこのような大きな問題が山積みだからこそ、私は
良きに付け悪しきに付け政党が果たした役割は非常に大きいと考えるのですが。。。
> その延長線上に北朝鮮問題があるのです。実態はともかくとして、名目的には 『北朝鮮人民民主主義共和国』っていうのが北朝鮮の国名ですが、実態は『人民を苦 しめ、民主主義は無い、故人崇拝国』です。何で『共産主義』を掲げながら、そんな ことになっちゃったのか・・・その合理的な説明を国民は求めているのだと思いませ んか?
書かれたことに全面的に賛同します。その責任は第一義的には党中央にありますが、
末端党員である私自身にもその一端があると自覚します。
私なりに単純化して言えば、まず、共産主義を実現する為、労働者階級による独裁
権力の樹立が必要だ、とする理論に誤りがあると思います。労働者階級によろうが資
本家階級によろうが、独裁権力は独裁国家に導くのだと考えます。
また、ブルジョア独裁とプロレタリア独裁は異なると少し前まで言い続け、今では
「プロ独」も「労働者階級による独裁権力」も止めて、「人民的議会主義」と言って
います(もっと新しい用語=概念もあるかもしれません)。このような言葉の変更は
単なる言い換えではなく、概念の変更のはずですが、党内外への充分な説明や過去の
政策・綱領路線の是非の論議もないまま、行われています。その結果、説明不能に陥っ
ていると思います。
全面的に≪良い≫政党が存在しないのだから、比較的≪悪くない≫政党を選んでく
ださい。場合によっては、民主党でも良いでしょう。どの政党をも支持しないのは、
結果的に政権党を支持することに通じます。
そして、この党の誤りを正すことは党員である私(達)の責任だ、と考えています
(微力ゆえ叶いそうもありませんが)。
以上