社会主義者が下手に騒がない方が、社会主義はうまく行くということを如 実に教えている反面教師たる北朝鮮という国家は、社会主義どころか、資本主 義、封建主義も飛び越えて、いまや奴隷制国家へと逆進撃を演じている。
生産力が、生産関係を規定するという唯物史観に従えば、当然の成り行きであ ると思う。
世界史から見れば、北朝鮮は、ほんの一点にしか過ぎない。人類の歴史は行き つ戻りつしながら全体としては発展して行く。
私は、社会主義者の行動を批判しているわけではないが。「下手にさわがない で。上手にさわごう。」と、提唱したい。世界全体として、底辺がレベルアップ している背後には、多数の人権主義者の活動の支えがあると思うのですが、社会 主義者は、人権主義者としての使命を持ちながら、過去数十年、下手に騒いで来 たように思えてならない。その典型が北朝鮮という社会のような気がする。