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「北朝鮮問題」討論欄

原さんよ 下手に騒がず 上手に騒ぎましょう

2005/02/03 銀河 60代以上 画家

(一) 以下はあなたの投稿です。日付はあなたの投稿が掲載された日です。

「はじめにマルクスの「ゴータ綱領批判」が出てきますが、失礼ながら、銀河さんの 誤読の問題とは何の関係もありません。こんなところに持ち出されてはマルクスも迷 惑じゃないですか?」2005/01/28 」
「(1)私はあなたがマルクスを誤読したとは書いていません。よく読み返してくだ さい」。05/2/1

A「銀河さんの誤読の問題とは」→B「マルクスを誤読したとは書いていません」

 これはどういう意味ですか。AからBへ飛躍が理解できません。
 再三同じことを言わねばならないのですか。私を非難した言葉が二度もあなた自身 の評価を下げさせていませんか。マルクスが迷惑するよりもこんなわかりきった嘘は 私にとって迷惑です。

 「まずゴータ綱領批判を出したのだが誤読も何もぼくはその解釈を書いていません 。」2005/01/30 。

 さてここから私の「独断と偏見」を書きましょう。
 ゴータ綱領批判を引き合いに出したのは日本共産党員には見分けもつかない右翼日 和見主義的綱領草案をラサールがドイツ労働者党に採用させようとしたことに対して、 マルクスが真っ向から批判したもので、あなたなら理解できようと思ったからです。
 ラサールは国家権力をブルジョア階級を打倒して労働者階級が握らねばならないの だという、まさに共産主義の骨格、魂を抜きさってドイツ労働者党の綱領にさせよう としたのです。まさに日和見主義と共産主義の分岐はここにあるのです。レーニンや マルクスをどれだけ読んでもこの権力問題がわからなければ「論語読みの論語知らず」 になるでしょう。
 「ゴータ綱領批判」はラサールが「国家の自由な基礎」、つまりあなた方のいう民 主主義を主張し、労働者階級の救済を国家援助にすがる堕落した方針、改良主義に陥っ たのです。そのことの対して激しい怒りを持って書いたマルクスのまとまった最後の 論文です。おそらくは日和見主義と改良主義を日本共産党以上に志向するあなたには、 ゴータ綱領批判を暗示として見せた意味がわからなかったのも無理のないことです。 奇しくもあなたがロム3を擁護したがために本質論争になりそうです。それはあなた の望むところでしょう。そうするならばああいった、こういったという挟雑物を排除 した方がいいのですが。やめようというのにやめないなら仕方がありません。
 暗示(暗号)について説明すれば暗示ではありません。「上手に騒ごう」という言 葉に含む彼女の民族差別を感じ取る能力を失い、差別をした彼女を指弾した私に対し て非難を集中させているのならば倒錯した思考というしかありません。
 (付記・・・右翼日和見主義は排外主義と一体のものです。それは彼女のことをいっ ているのではありません。ラサールの党は独仏戦争に賛成しました。ドイツ労働者党 の後身ドイツ共産党はカウツキー主義によって第一次大戦で祖国擁護主義に陥りまし た。結局はヒトラーによって壊滅させられたのですが、日本共産党のイラク戦争、イ ラク反植民地闘争に対する態度は帝国主義の側にたっていたし、選挙後成立した傀儡 政府を承認すると思われます。)
 (二)、
 彼女の階級差別は私との論争の中ではしなくも労働者が戦うのは「ひがんでいる」 からだという主張の中にも出ています。彼女の思想は反労働者的です。労働者階級そ のものも存在しない、抹殺です。まさに支配者が望む階級平和をこのさざ波で主張し ているのです。また生産力の遅れた国々に対する見下した表現などいろいろあります。 彼女の投稿をすべて調べれば差別用語集が出来ます。お望みならやりましょうか。そ うすれば騒ぐ問題を一連の差別用語の連関の一つとして捉えるのに都合がいいでしょ う。私は「上手に騒ごう」を氷山の一角としてとらえ海面下の氷山はもっと大きいこ とを理解した上での追求だったのです。
 わざわざ国語辞典まで引き合いに出せば判るだろうとそうしたが、感情に左右され て一顧だに検討する努力を払わない批判のやり方はいかにも共産党流のやり方です。 私が「騒ぐ」について国語的解釈(書くまでもないが)を見せましたが、それを無視 して頭ごなしに批判するのですね。私にとっては一瞬に見分けられる言葉なのだがそ の労をとらねばならなかったのは鈍感すぎる人に対してそれ以外方法がなかったから です。共産党員であるあなたのやり方を見ていると、かつて多くの同志を批判と自己 批判で除名や、除籍、離党させた日本共産党各級機関のことを彷彿と思い出させさせ ます。
 もう一度聞きます。朝鮮(人?、政府?)と社会主義者は「下手に騒ぐな」、「上 手に騒げ」ということが相手に対して無礼なのではないか、どうかということについ てです。
 (三)、
 もっと判りやすく言い換えます。
 この問題であなたとの応酬がありました。あなたは私にずいぶん食い下がっている と思います。私にはあなたが下手に騒いでいるように思われます。

 「原さんよ、下手に騒がないで、上手に騒いでください」とい言えばあなたは侮辱 されたと思いませんか。

 私は同じ言葉で侮辱されたことを意識しています。

 しかしまだやるのですか。ぼくはタフなのですよ。はっきりいってこんな下らんこ とであなたは消耗しませんか。これからいくらでもあなたと理論闘争をしなければな らないでしょう。おたがいに盾と矛を収めようではないですか。
 どうですか。「ゴータ綱領批判」か「共産党宣言」の討論に移りませんか。