少し前(昨年か一昨年)のことですが、公明党が1968年の青瓦台事件のことで共産党を非難しているのを知りました。あの北朝鮮工作員の武装遊撃隊によるテロ事件を共産党が当時南朝鮮人民が解放闘争として立ち上がった、と言っていたというものでした。
それで、私は党中央に電話して真相を尋ねました。電話に出られた方は親切に真相を調べてくださいました。確か数日後にお電話を頂き当時ピョンヤンの特派員の報としてそういう記事を載せていた、ということでした。公明党の言っていた事は正しかったわけです。
真相が解明されて私は安心してその時持っていた資料(赤旗の当時の記事)を捨ててしまったのです。
ところがその後配達される日曜版(私は党員ではないので日曜版しかとっていない)に共産党は北朝鮮の南進政策を60年代後半からまっ先に批判してきた、という全く事実と反対の記事を何度も載せたので唖然としました。
横の連絡が取れていない。何人もいる日曜版の製作者が自分の党の歴史も知らないで新聞を作っているのです。若い党員はこうして何も知らずに洗脳されていくのです。
再度党中央の日曜版担当者に電話してやっと歴史の捏造に終止符が打たれました。私の住んでいる選挙区は最近民青あがりの若い党員が立候補するようになりましたが、過去の党の真実の歴史などあまり知らないだろうな、と私は思っています。