今日は朝鮮の「3・1独立運動」から87年に当たる。(韓国や朝鮮では3・1万歳運動とも言われている)
1919年3月1日、有名なソウル・パコダ公園を始めとして朝鮮全土に波及、日本政府に対し「独立宣言書」を朗読する。
これに対し日本の軍隊と官憲が過酷な弾圧を加える。
総参加者 136万人
死亡者 6670人
負傷者 14600人
投獄者 52730人 (角田房子・閔妃暗殺による)
1876年2月 江華島条約締結 釜山などの開港、領事館など
1885年1月 漢城条約 貿易など日本の独占権
1894年6月 甲午農民戦争(東学党の乱)を口実に武力侵攻
1894年8月 日清戦争
1904年2月 日露戦争
1905年11月 乙巳保護条約 外交権などの剥奪 国王高宗の印なし
1910年8月 日韓併合条約 朝鮮全土の植民地化
王后(閔妃)暗殺 1895年10月 日本軍兵士と民間人乱入し殺害
国王(高宗)毒殺 1898年2月 総督府の密命を受けた医師による毒殺
これが明治維新以降の「征韓論」から発した日本による朝鮮植民地化の主な動きである。日本が朝鮮に対して何を行ってきたかがよく分かる。
今書店に漫画「嫌韓流NO2」が並んでいる、ある書店では売れ行きNO3と言う。
韓国の留学生に聞くと「私たちもそんなによく知っている訳じゃあないけど日本人の学生は殆ど日韓の歴史を知らない」と言う。おそらく3・1独立運動といっても日本の若者は大半が知らないか、忘れている。
「つくる会」の歴史教科書や「嫌韓流」などの一方的な解釈による歴史などは、余計に歴史認識を狂わせてしまうだろう。
「日韓友好年」はいつの間にか過ぎ去ってしまった。やはり地道な相互交流と歴史を知る努力の必要性を痛感する。