風来坊さんに紹介いただきました本「どん底の共和国」と「暗愚の共和国」読ましていただきました。風来坊さんご紹介ありがとうございました。
著者は在日の総連組織の活動家だった方で,80年代に共和国の元山農業大学(共和国唯一の国立農業大学)で客員講師を勤められた方です。
共和国の人々がトウモロコシの油を絞った「油粕ご飯」や「油粕かゆ」を主食にしている事や、物資が不足していてまともな釘すらなかなか手に入らないこと等書かれています。公害や炭鉱事故もよくあるそうですが、事故で亡くなっても全くといっていいほど保障もなく密葬されます。炭鉱ストがあっても弾圧(殺害)されます。とても労働者が主人公の社会とはいえません。というより全く逆の独裁国家です。胸が痛みます。
早く民主化されてほしいと思います。社会主義とは民主主義に上にしか花咲かないものです。
しかし経済制裁については拉致問題等あっても、小生は賛成しかねます。貧しい共和国の人々の中には在日の方々の援助を必要とされている方も少なからずいます。物と人の交流を遮断してもきな臭くなるだけで、何ら解決しないと思います