韓国の拉致被害者家族の母が、へギョンさんの父でもある息子に会いたいと思うのは当然。それを日本の政府的策略にのって、牽制するというのは、あまりに非常識。かつて支援金の内輪もめもあったこの団体だが、よほど、韓国の民衆のほうが、冷静かつ賢い。
「北朝鮮の統制下で云々」というセリフは、そっくり「米国の奴隷日本政府の下で」となるのではないか。そもそも、某団体にマインドコントロールされている横田夫妻は、自らの頭と目で孫に会いにいく勇気ももはやないのかもしれない。あるいは、生活の根っ子まで組み込まれてしまわれているかもしれない。沖縄の基地でもそうだが、生活ゆえに理不尽を飲み込まなければならないことは多い。にしても、沈み行く泥舟にいつまで乗り続けるおつもりか。
というより、ご自分方の役割が、どういう方向にいっているのか、いまだ、おわかりにならないのだろうか。
日本は、共謀罪、教育基本法改悪、憲法改悪など、転換期をむかえているが、一切、こうしたことには関心がおありではないのだろうか。不思議な徹底的に隔離された人たちである。狭い日本では、すでに、こうした存在が許される素地を、マスコミがこぞってつくりあげるようである。
遅くなりましたが、パルタさん、大樹の陰さんの投稿に共感しています。相変わらず、進展性のない意見がこの北朝鮮問題にはみうけられますが、戦争国策下の日本であるということですね。
ただ、こうして、他国からの動きによって、愚かしい日本は徐々に化けの皮がはがれていきます。
教育界も、一流になると、それなりの動きが浸透して行きます。
ほんものの力をもった人びとが、諦めない人が、たちあがるときも近いと思えます。方々で、価値観の共有できる方々にお会いして、実は、希望を持ち始めているのです。新聞等では、日々、地獄のニュースしか目に触れませんが、拮抗する闘いもまた、繰り広げられています。
それにしても、共存と共生、こんな単純なことがどうして理解できないのでしょうか。人間は。
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以下、引用します。朝日新聞と比べて、これほどの質の高さ。
崔さんはこれまで「亡くなる前に一度でいいから息子に会いたい」「北朝鮮が来いと言うなら行く」と繰り返し強調し、5月下旬の日本訪問の際にも国会証言などで、その意思を表明。これに対し、めぐみさんの両親の滋さん(73)と早紀江さん(70)は「訪朝は北の幕引き作戦に乗ること」として思いとどまるよう説得していたが、今回、日韓両家族間の立場の違いがあらためて鮮明になった形だ。
さらに、崔さんを支える韓国の拉致被害者家族団体「拉北者家族会」の崔成竜(チェソンヨン)代表は6日、聯合ニュースに対し「訪日した際、日本の関連団体が拉致問題を政治的に利用しようとしている印象を受けた」と述べ、名指しこそ避けたものの、あらためて日本の「救う会」などを批判。崔代表が日本の拉致被害者救出運動に強い疑問を投げかけたことで、両国家族会間の連携も難しくなりそうだ。 =2006/06/07付 西日本新聞朝刊=