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「北朝鮮問題」討論欄

北朝鮮への人権侵害法が成立

2006/06/20 長壁 満子 50代 金融

 共産党の緒方氏が頑張っていたようだが、自民公明民主 党が賛成して、北朝鮮への人権侵害法が成立。
 昨日、7年ぶりのかつての同僚に会い、お茶に誘われ、歓談 。
 また、3時間の電話では、お客さんに猫のことで相談を受け る。
 いずれもまたしても、「北朝鮮の2号だかなんだかミサイル が怖いわよね」と、おっしゃった。
 いかにも、いかにも、この国はマスコミが最大限、機能して いる。
 憲法改悪投票法案、教育基本法、共謀罪はとりあえず、時間 切れで秋に持ち越され、小泉の任期と刺し違えに強行武力採決 となるのだろうか。
 しんぶん赤旗は日本列島いたるところでの餓死・孤独死。生 活支援を拒否された、骨皮スジエモンの死や自殺を取り上げる 。近所の人々の経過観察がもっともきもい。

 一般でシンタロウーさんが貴重な投稿をされていた。この度 の北朝鮮制裁法ともいえるこの人権侵害法は、米国の人権法と そっくりという。米国追従の奴隷国家が、何もかも米国流に追 随するのは必然であろうが、キリスト教徒として、サキエどの がご立派な地位にあったとは知らなかった。
 ともかく、こうして、米国流の法律を押し付けられ、率先し て受け入れるこの国の民度は、けなげでもある。
 マインドコントロールどころか、米国広報の日本マスメディ アが、「日本の平和を守るためだよ」と、一声かければ、集団 殺戮、集団拷問・レイプ容認何でもありのこの国である。
 一日百人の自殺という粛清国家、共産党は言わないが100 0兆に及ぶこの国の借金。己が1000万の借財を抱えた日本 人の脳みそには、北朝鮮国家のある意味での豊かさ(日本に比 べて)、あるいは、同程度の貧しさがかけらも分からないらし い。
 相も変わらず、若きころのあるいは、過去の戦時思考にしが みついたまま、今の状況をうけいれない人もいる。過去の個人 的プロセスと共産党をセットでがんじがらめにしたまま、坊主 憎けりゃ式のトンチンカンな意見もめだつ。
 新聞紙上でもそうだが、日本人の否、ヒト科の属性とでもい えばいいのか、物事の一面、それは主に己の利害に直結した視 点ばかりがめだつ。しかも、真理にたどり着く手前でストップ 。過去の戦争がどれほど易々と出来上がっていったか、今、わ たしは、リアルな青写真を見るように、戦争構造のありようを みせつけられている。
 ジャーナリスト会議で、メディア批判・検証のなかで、某ジ ャーナリストが小泉劇場に関して「なす術がなかった」「良質 ななジャーナリストはいるが民衆に支持されなければどうにも ならない」と言及していたが、さすがに、会場から「それ自体 が不作為」でないかという反論・批判があったという。
 このジャーナリストは、しんぶん赤旗に頻繁にでるが、「こ れだけ頑張ったのだから」式の思考方法である限り、限界があ るといえる。戦時の流れに抗することなど不可能である。
 とともかく、最近の朝日の社説は、産経や読売以上でも以下 でもないのかと思う程に酷い。筆坂氏が正論に登場したという が、結局、元共産党上がりの幹部は、最後には「堕ちるところ まで堕ちる」のと同じことであろうか。新潮出版物のそれでさ え、目的が違うとはいえ、共産党幹部としての思想などかけら もない自伝だった。籠の中の赤い鳥は、籠から出されればまた 、易々と黒にそまるのであろうか。否、籠の色が赤から黒に変 わっただけであるかもしれない。本人は、その時々の枠内で処 世術を弄するしかないということなのかもしれない。

 朝日は、社説で北朝鮮に「警告に耳を傾けよ」などと、ブッ シュ式先制攻撃を掛けて牽制しているが、この新聞もまあ、堕 ちるところまで堕ちるものである。
 吉川勇一氏のホームページで、樺さんの追悼とともに、私の 支持する本多立太郎氏が取り上げられていた。おもえば、吉川 氏の功績も人となりも知らずに、朝日新聞にのった氏の平和へ のメッセージを「軟な無難な文章」と指摘したとがあったが、 これこそが、朝日の誘導であったろう。が、氏はそんな私に「 失礼なこと」などと、批判はされていない。私の指摘は氏の思 いとは共感するものであったと思う。知人や読者と、意見交換 をしても、私の意見に反論は少ない。
 反論はほとんど、右翼ばかりである。
 このさざ波や週刊金曜日以外では、本質をいえばいうほど、 掲載は遠くなる。
 過去の川柳も没であった。以下参考。

 赤旗  電気ガス次は命が止められる
     空爆に自爆で抗う少女あり
 朝日 不審者という 刃のような その言葉
    新釜に我もわれもとチルドレン
 過去、大量破壊兵器査察に関した川柳も、私が送った一週間 後に、別の名前でほぼ、同じ、少し薄めた内容のものがあった 。
 声欄も同じことである。一つの声として読んでくれているら しいことは感じられるのでよしとしている。

 改めて、朝日新聞に警告したい。
 イラクでのザルカウィ氏殺害にDNAや刺青で本人と確定だ の、イラクでの空自拡大を隠蔽し、自衛隊撤退と大きくまるで 首相の功績のように書くのは止めよ!! 陸自 撤退の代わり に、空自拡大する日本政府。いよいよ、米国と空爆作戦を開始 する。大本営発表は、非常に分かりやすい。が、これが、朝日 のジャーナリズム精神というものか。都知事の妄言を掲載して その胸のうちをみせてくれるように。
 にしても、北朝鮮の人権法案成立に野党の反対のかけらも言 及せず、いかにも良い法律のようにごまかすな!!
 憲法擁護がきいて呆れる。
 小泉の悪法成立に加担し、隠しようのない犠牲が浮上するや 、小泉方式の9割修正ー格差を是正と安倍を登場させる欺瞞を やめよ!!
 朝日は、共産党と同じ、中枢は朽ち果てているのではないか 。否、まともな政党や組織など、今の日本社会に認知されてい るだろうか。