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「北朝鮮問題」討論欄

風来坊さま

2006/07/24 地上の楽園 50代 会社員

 風来坊さま、ご意見ありがとうございます。

 今回の国連での攻防は、日本政府にとって「第七章決議が国 連では絶対に採択されない」というのは、小泉・安部・麻生な どには「想定済み」の問題なのです。
 考えても見てください。中国・ロシアという常任理事国が賛 成するわけがないのですから。最初から日本の提案が受け入れ られるということは0%だったのです。
 だから、そのことが分かっているからアメリカと組んで強硬 な論陣を張ったのです。そうでないと「議長提案」という何の 役にも立たない結論しか出せなかったからです。戦後、日本が こんな強硬な論陣を張ったのは初めてです。
 この強行姿勢によって、中国・ロシア・韓国は世界の世論に 従わざるを得なくなり、新決議案を提出したのです。
 それまでの中国・ロシア・韓国の主張ではとうてい世界を納 得させることが出来なくなったからです。
 今回の北朝鮮のミサイル発射は、世界が認めるわけには行か なかったということです。だから、この決議を正面切って反対 したのは北朝鮮1国しかありませんでした。当たり前のことで す。
 重要なのは、第七章を抜きにしても、国連加盟の全ての国が 北朝鮮を非難したことなのです。
 これで、金正日は3発目を打つ瀬戸際外交を出来なくしたの です。