あなたは内地に引っ越して来たのは、彼らの意思ですと書いていますが、1909年790人に過ぎなかった在日朝鮮人が敗戦の1945年にはどの位の人数かご存知ですか。何と236万人に達していたのです。
政府は強制連行、女子挺身隊、従軍慰安婦問題に対する関与を否定し密航者の増加で誤魔化しますが、公権力の介入なしに敗戦時の朝鮮半島の人口の8%もの人が内地に自分の意思で来たと思いますか。
百歩譲って、密航者が大量にいたとしても、土地調査事業による土地の収奪、会社令による会社設立の許可制に伴う民族産業の発展の阻害、日本企業の下請け化に伴う搾取の強化、鉱業権、鉄道支配権、通貨発行権などを奪い、経済基盤を破壊し犯罪の即決(裁判によらず現場で官憲が犯罪を認定し処罰する)集会、結社言論に対する弾圧など日本の植民地に対する搾取略奪の酷さを証明しているにすぎない。生活ができないようにして「自分の意思で」とはよく言ったものだ。
そのうえ、差別と偏見の中でやっと築いてきた生活基盤を何の見通しもないまま
1祖国に帰る
2帰化して日本人として生きる
3ブラジルでもアメリカでも好きな国に引っ越す
などというのは論外だ。日本人移民がどうなったのか知らない訳でもないだろう。
イラク戦争も戦争の根拠は全て嘘に塗り固められていたのではないのか。
大量破壊兵器などなかった。アルカイダとイラクを結びつける証拠は何一つない。
現実に侵略と戦争を行なっている主要な国は、アメリカとシオニスト・イスラエルに他ならない。どっちがマシかというためにする議論に参加するつもりはない。
最後に、2005年11月からの私のこの欄の投稿を見れば分かると思いますが、北朝鮮の立場を擁護するつもりは全くありません。
なお、日韓併合と強制連行の問題は「ようこそパルーシアへ」にかなり詳しい記述があります。貼り付けようと思ったのですが、上手く開かないので参考にmsnで「在日韓国・朝鮮の人」か「日韓併合」で拾ってみてください。キリスト教徒としての立場で書かれているようです。