>【さざ波常連の論客に】
長壁満子氏を追放したせいか、最近のさざ波常連は意気地がないんじゃないですか。さざ波も体制に取り込まれたのかなと感じますよ。
何かというと『体制側に取り込まれ』まいとする議論をしたがるということですね。敢えて体制側と異なる論理を構築したい・・・!それなりに立派ではありますが・・・。
信条的にはわからないことは無いのですがね・・。でも、だからと言ってごく普通の人がごく普通の感覚でわかる議論をしたほうがいいのではないでしょうかね。普通の人がわかる議論は体制側の理論かもしれませんが・・。
体制側は戦後60年警察予備隊、自衛隊、等々・・・やってきました。反体制側は体制側が日本を戦争に導いていると非難してきました。私もそう思って、ずっと共産党に一票投じてきました。
でも、今日本は大きな戦争に巻き込まれているでしょうか?アフガン、イラクなどあります、戦争の一翼も担っているとも言えるでしょう。でも、それは極めて自制的で、共産党が言っていたような戦争に巻き込まれるということとは違うような気がします。
翻って北朝鮮。これが共産主義国とも思えないけど、戦後の歴史をたどれば共産主義という筋から出た話であることも間違いないような気がします。勿論、さらに元を正せば日本の軍国主義がそんなあだ花を作ってしまったような側面もあるから、日本の責任ともいえないこともない・・・。しかし、戦後60年もたってるんだからそろそろ自分の責任で何でもやって欲しいですよね。
それが、一生懸命戦争の引き金を引きたがっているように見えますよ。なんだこれは。日本の原爆反対運動は何だったのか?わけわからなくなってきますよ。北朝鮮のような小さな国が原爆と騒いだところでたいしたもんだいじゃないなどと言わないでくださいよ。理念の問題でしょう。しかも、その理由が偽札作りや麻薬で儲けようという国の体質だっていうからあきれるばかりですよ。
結局、共産主義ってのはやはり個人崇拝になってしまうんですかね。日本でも不破氏が何かと責められているようですが、不破氏が何かというと裏で発言をしていて、今の委員長がそれにびくびくしているってことですね。
これが、個人崇拝の原点のようですね。幸い日本は帝国主義国の配下で、言論の自由が保証されているから、不破批判も平気でできますが、もし、日本が共産党支配の国だったら、そもそも共産党の委員長が不破氏の顔色をうかがってびくびくしているということ自体報道されないでしょうね。
引退した不破氏がいつまでも実権を持っているっていうことは、いくら彼が有能な人であったとしても、おかしいのですよね。
最近私が持っている印象なんですが、民主主義っていうのは『リーダー』というものが不十分であっても、あえてそういう人々に全体の管理を決まった期間まかせて、皆で協力しながらやっていこうというコミュニティーつくりですよ。
共産党は、完璧なシステムを国民に提示して、それで国をコントロールしようと考えているようですね。共産党は完璧なシステムを国民に提示しようと努力している姿勢はわかりますが、所詮そんな完璧なシステムなど存在しないということに気がつく必要があるのでしょうね。所詮一人の人間が考えた理想に過ぎないということです。それの賛同者はそれなりにたくさん居ますが、全国民の5%程度でしょうか。
それより、1億人があれこれ悩んでいる不完全なシステムを多くの人々があれこれ悩みながら作り上げてゆくシステムのほうがまだ救いがあるということです。