いまだに、北朝鮮の核開発に理解を寄せる御仁がいるようだが、ここは、政治のパワ-ゲ-ムからではなく、人民目線からの北朝鮮の核開発を糾弾する。
北のミサイル発射実験に費やしたコストは、一説に70億とも言われる。70億とは6000万$近い。北における、世界の飢餓地域における難民キャンプ以下の飢餓線上の人数を、1000万人とすると、それ等の人々に、一律に6$配れる金額となる。
1$=2500ウォンとして、15000ウォンを配れる。20Kg近い米を配れるのだ。核はその10~20倍規模となり、とてつもない規模になる。
つまり核とミサイルをやめれば、北の人民は飢餓線上をさまよう事はないし、脱北もなくなる。北の人民の辛苦の源は、先軍政治、核・ミサイルにあることは明瞭だ。
北の核・ミサイルに対する賛同は、更なる人民の言い知れぬ不幸を助長することになる。この役割を朝鮮総聯が果たしていると考えると、実に嘆かわしい。
更に、核の原資はいわゆるダ-ディマネ-(ニセドル、ニセ人民元、麻薬等)中国までニセ人民元をつくられるに至って、銀行口座凍結を断行した。当たり前の措置である。人民目線からは、どこからみても、北の核の正当性はない。