一般で、糞メディアにふれたが、いよいよ、本番である
。
朝日新聞6月16日付、夕刊
一面大きく黒字に白抜きの「陸自撤退、月内に決定」
イラクーー治安移譲条件整う
---小泉首相が最終判断したうえで、29日の米首脳会談
の前に撤退を表明する。首相は自民党総裁としての任期が切れ
る9月末までに陸自を撤退させる意向を固めており、政府は陸
自のクウェートへの出国一ヶ月程度で終わらせ、8月中にも撤
退を完了させる方針だ。
(クウェートへの出国って何?)
さて、しんぶん赤旗15日付で、首都に7万5000人投入
米イラク軍 軍事作戦を開始
と、大きくやはり、黒字に白抜きで載ったばかりでした。翌
日の今日のしんぶん赤旗は、同国際面に、「米軍など7200
人も参加ーーイラク軍事作戦で米大統領」とあります。
タイトルだけはイヤに大きいのですが、記事内容は
--大統領は、武装勢力掃討を理由に14日からバグダッド
とラマディで開始した「共同前進」作戦に、イラク部隊以外に
米軍など各国7200人が参加していることを明らかにしまし
た。
(75000人が7200人になりました?)
つまり、新たな「共同前進」作戦のために、陸での追加は7
200人程度にとどめ、今回からはお空から空爆作戦を拡大す
るということでしょうか。どうも、よく分かりません。
先の朝日新聞の記事の最終行には、さりげなく、言い訳のよ
うに次のように書かれています。
一方、クウェートを拠点とする航空自衛隊の輸送支援活動は
、米国と国連からの要請を受け、現在のサマワ近郊タリルから
首都バグダッド、北部アルビルへ拡大することを検討している
。
(国連のお墨付きもあったのですね。事実はこれこそが主流
でしょう)
どろどろに汚れた花道を歩いている小泉に、せめて、腐った
安倍饅頭ぐらいは土産に持たせようという親心でしょうか。
それにしても前進作戦だの、治安移譲だの、クウェートへの 出国だのきいたこともないような地名への出撃だの、武装勢力 掃討には無期限だの、支離滅裂な戦況報道展開されています。 「ジャーナリスト宣言」がきいて呆れます。
広報に電話しましたら、「さっぱり分かりません」とのこと
。どこの広報でも、最近は、自社の新聞さえ読まないで電話番
だけという方が多いようにみうけられます。先日、誠実そうな
朝日のセールスの方が見えて、お話したばかりで、現場の方の
ご苦労が身につまされます。
同上、イラク情勢、空爆策戦に切り換えと並行して、国内拉
致問題ではいよいよ、「人権法案」登場です。ブッシュ式民主
主義が殺戮処刑と同じように、北朝鮮の不良部分をネタに、安
保理にお墨付きをもらうぞと脅かし、戦争処刑を準備する構え
です。
それにしても、「キリスト教原理主義者」のやることは、さ
すがです。
PS;川上さん、ありがとうございます。
党員の先輩として、また、私のつたないメッセージの最大の
理解者として、深いところで、心の拠り所とさせていただいて
います。
私自身は、全く、代わり映えがしないままですが、世の状況
と共に比例して厳しくなるのは、必然です。
計画性のない状況は全く改善されず、今日まできています。
が、新聞も(テレビは片付けました)巷の世論も排除というわ
けにもいかず、孤立感をいかに緩和させるかの戦いとでも言っ
たら良いでしょうか。
何しろ、かような戦時への階段を昇る体験は初めてのことで
す。今後はたまに投稿し、川上さんのような方のものを拝見す
るにとどめたいと思っています。