投稿する トップページ ヘルプ

「共産党の理論・政策・歴史」討論欄

原氏のわけのわからない不破氏批判

2006/11/6 潤 40代 労働者

 原仙作という人が不破哲三氏の「議会の多数を得ての革命」のレーニンの誤りについて書かれた部分を批判されている。あまりにも変てこな批判なので、全文は読んでいない。馬鹿馬鹿しい言葉遊びの域を出ていないようにしか思えない。
 ようするに不破氏が狡猾な手段を使って、マルクス、エンゲルス、レーニンを歪めていると言いたいようだ。粉砕か改造かを不破氏が誤魔化していると。
 だが、不破氏の著作をよく読めば、不破氏は決して粉砕ではなく、改造だと言っているわけではない。粉砕の場合もあり得るし、改造の場合もあると言っている。レーニンの時代には粉砕しかなかった。しかし、それを一般化したのが誤りだと言っているのだ。マルクスは暴力革命唯一論ではなかったということを、色々な文献を示して証明している。これを国民を馬鹿にしていると言って、批判している。ところが、最後には、「古典の結論を歴史条件が大きく異なる現代にそのまま当てはめることはできないことはいうまでもない。」と言っている。それなら一体何のための不破氏批判なのか、レーニンは暴力革命しかないと言っている。不破氏はそれは誤りだと言っている。不破氏が、間違っているのなら、レーニンは正しいと言うことになるではないか。現代においても暴力革命しかないということになる。
 このような無責任でいい加減な批判があるであろうか。このようなことを言って、日本共産党を批判しているのだ。このようなものは、およそ批判には値しない。以前原氏の選挙総括を公開質問状にして、この編集部から連名で共産党にメールで送ったそうだが、このようなわけのわからない者を日本共産党もまともに相手にするわけがないではないか。まさしく誹謗、中傷の類である。
 ようするに不破氏の言うところが理解できず、いや先入観でしか読めず、それでわけがわからなくなっているのであろう。このようなものはまともに読む気にもなれない。このような投稿はやめていただきたい。