日本共産党が、4月に職場問題の学習会を開催して半年を経
ました。職場は、偽装請負や公務員リストラ、教育基本法改悪
、2007年問題、技術の継承など矛盾を生み出しています。
この矛盾が、労働者の不満や怒りを増すどころか、我慢に向
っています。これは、全てのナショナルセンターの労働組合が
不満や怒りを表面的にしか捉えていない表れです。
青年の中には、ニートが生まれています。これも、労働組合
がニートの心を掴んでいません。日本共産党は、偽装請負の問
題を取り上げていますが、ニートの人権の尊厳や就労事業の政
策提起や政策立案をする気がなさそうです。ニートは、青年層
だけでなく中高年層にも広がっています。
日本共産党の労働組合幹部は、企業主義の固執や正職員の運
動スタイル、独占資本とのガチンコ対決の回避、旧態依然の春
闘などのスケジュール闘争への執着などが不安定雇用労働者と
失業者、ニートからソッポを向かれています。
日本共産党が、派遣労働者と失業者、ニート、請負労働者、
パート、アルバイトの弱い労働者の権利獲得と生活補償を真剣
に取り組むことです。