イラク給油は守屋武昌前防衛事務次官の暴走?
これはあくまでも僕の仮説ですが、こう解釈すると全てが辻
褄が合います。
アメリカはイラクもアフガンも全く気にせず給油していた。 そういうニュースが全てアメリカ側からぼろぼろ出てきたので ある。ばれても問題になるという意識もなかったらしい。日本 側がそういう態度だったということだ。では、自公政権がそれ を知っていて黙認したのか、それとも現場の暴走か? どうも後者らしいと僕は思うようになった。
この問題でのマスコミの煮え切らなさ。前防衛相が実力者・
守屋をすぐに切ろうとした態度。民主党の守屋喚問要求。これ
ほど証拠が明らかになっても政府がアメリカと結託してまで、
馬鹿の一つ覚えのように「イラク給油はありません」と繰り返
す醜態。現場暴走なら自公政権にとって大変なダメージだから
だ。
「防衛省などと格上げしたとたんに暴走だ。だから『軍隊』
はいかん、信用ならない。9条改定なんてやはりぜんぜんダメ
だ」
こういう議論を恐れるのだろうし、こういう議論になれば次
期総選挙で自民党が吹っ飛ぶ可能性がさらに大きくなる。
さらに本日夕、こういうことがあった。
テレビで小池百合子曰く。
「それも、ありますが」
この場合「それも」とは、記者に問い合わされた山田洋行事
件のこと。山田洋行で首を切ったのかという問いだ。対するこ
の言い方は「そんなの大したことじゃない」とのニュアンスで
ある。山田洋行は個人の汚職。イラク給油は国家を揺るがす重
大事件。
防衛省内にだって、それなりの人はいるはず。イラク給油は 大丈夫かとお伺いを立てないはずはない。それを守屋が事務レ ベルの話に留めて上にあげなければ、それでもう現場独走、制 服独走、文民統制違反が成立。これは守屋の責任になりますね 。 守屋が防衛大臣に語っているとしたら、彼があれだけ虐められ ることはまずないでしょう。
この問題で自民党を潰せる。その成算が見えてきたのではな いか。自民党、安倍「美しい国」の申し子、守屋武昌事務次官 は歴史的なことを成した?