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「共産党の理論・政策・歴史」討論欄

守屋汚職問題は「国策捜査」だ

2007/10/20 人文学徒

 以下は友人に出したメールからそのまま切り抜いたものです 。真偽いずれにせよ、みなさんおおいに討論し、行方を見守ろ う。

 イラク給油問題から守屋汚職問題に飛び火して大変な話題に なりそうだけど、この動き、なんか急すぎ、広すぎて不自然。 例の「国策捜査」じゃないかと、いぶかっている。こんな僕の 結論はこういうこと。イラク給油の真相をうやむやにすること が狙いじゃないかと。
 イラク給油は自公政府の責任か、はたまた事務方独走なのか ? この問題はいずれにしても、9条絡み・政局絡みの重大問 題。うやむやにするのが1番良いが、はてどうしたら?

 まず、汚職絡みで守屋捜査に着手する。罪の軽重や、「恥の 度合い」やの不安に導いて、本人を脅すということだ。妻とか 次女とか、家族まで巻き込んでいるのだから、本人の将来不安 は募るばかりだろう。私生活全てを巻き込む捜査になりそうな のだ。そしてすぐに、どこかの段階で本人に圧力。「分かっと るな。イラク給油はウヤムヤなんだぞ!」と。こうして、制服 独走か自公責任かを世にうやむやにする。こうしておくのがと にかく1番。あの守屋ですらやられたのだから、一罰百戒、他 の官僚も黙らせられよう。

 さらにこの問題にはもう一つ、隠された重大問題があると見 ます。自民党の官僚への牽制です。
 安倍・渡辺行革相と官僚とが、「キャリア天下り一元化問題 」で争ってきました。会議招集をかけても次官級が勢揃いボイ コットとか、自民党閣僚の「金と政治問題」の(官僚による) いくつかのタレコミ?とか。つまり、自民・官僚がこの間ちょ っと泥沼になっていた。長期政権の驕りで官僚を甘く見ていた 所へ、晴天の霹靂・7月の参院選結果で、泥沼が表面化したと いうところ。風見鶏官僚は今、どっちに付くかと、将来賭けて 必死のはず。つまり、自公・民主・官僚の転換期における「泥 沼」と思うのですよ。
 こうして守屋問題は、「(官僚よ)分かっとるな。我々はい っぱい罪状を抑えとるのだぞ。軽々しく民主の口車に乗るなよ 」ということ。

 これが真実なら、将来予測はつきますね。自民に付くのは「 脛に傷」のやつ、やましくない奴は中間・様子見か、民主かと いうこと。つまり長期的には、自民の負けです。民主には若手 官僚出身も多いですし。