日本国民にとっていま最も緊急で重大な課題
1.普天間に集約されている対米従属を絶ちきる課題
2.財界大企業の収奪によってもたらされた格差社会の解消
以上2点についてはさして異論をはさむ者はいないと思います。
しかし、私はもう一つほとんど全国民が日々の暮らしの中に解決が迫られてい
る課題として、自らの現在と将来の健康、家族の介護、高い健康保険料、等など
の問題があると思います。この問題が多くの人々を苦しめ解決の展望を示せない
現状ではないでしょうか。
形而上学的観念論の現代医学がこの問題を解決不能、泥沼化をもたらし際
限ない医療費の増大となって国民の大きな負担になっています。
重大なことに科学の党である我が日本共産党もこの事実に無関心で現代医学に
対しては露ほどの疑問をもたず人々がいいように餌食になるのを見過ごすだけで
なく「貴方には自分の体を管理する能力はないから医師の指示に従いなさい」と
いう情報を提供することまでしています。
ところが、1975年アメリカの政治家達は「ガン、心臓病をはじめ、多くの
病気が増え続けている。そして進歩したとされるアメリカの医学を活用し、しか
も巨額の医療費が注ぎ込まれているのに、アメリカ国民は病気ばかり増えてます
ます不健康になるばかりである。この原因を解明し、根本的な対策をたてないこ
とにはアメリカは病気で滅んでしまう。」 として上院に栄養問題特別委員会を
もうけ2年間にわたって調査研究した結果を5000ページに及ぶマクガバンレ
ポートととして発表しました。それによると「ガン、心臓病、脳卒中などアメリ
カの6大死因となっている病気は、現代の間違った食生活が原因となって起こる
“食源病”である。この間違った食生活を改めることでこれらの病気を予防する以
外に先進国民が健康になる方法はない。
現代の医学は薬や手術といったことだけに偏りすぎた、栄養に盲目な片目の
医学であった。栄養に盲目でない医学につくりかえる必要がある。」 という結
論を出しました。
さらに、この結論にそってアメリカやヨーロッパでは医学の改善がすすめら
れ、サプリメントも含めた栄養摂取が推奨され、ガンをはじめ生活習慣病は減少
し始めています。しかるに、日本は製薬資本や医療機器メーカーが医療業界と厚
生労働省を支配し、鎖国的にかたくなに手術、薬物療法を基本にした医学を実践
しています。