科学的社会主義の解説と批評が、様々な雑誌に掲載していま
せん。この傾向は、2000年代に入ってからです。
解説は、入門編や中級編、上級編の科学的社会主義の著作や
解説をするのです。古典は、党派の思惑を取り入れずに読みた
い気持ちになって取り組むことです。
私の知り合いは、古典の挑戦に挫折をしたり、全く古典を読
まなかったりしています。古典を読まない人は、不破や志位の
著作本で古典を読んだ気持ちに浸っています。
これは、日本でのアメリカの従属関係や独占ブルジョアのグ
ローバル化を認識できずにただしんぶん赤旗を読むだけの深み
のない活動スタイルになることを示しています。
古典を読むことは、受験勉強のような暗記や傾向対策、過去
問題のような形式的に学ぶのではなく、著作の狙いや書かれた
歴史の背景、現代の労働者運動の教訓、活動に生かせるヒント
を得ることです。